少し間が空いてしまいました。
読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。久しぶりの投稿です。
この間、妙高での合宿があり、中学生の大会があり、毎日子どもたちのコートに立ち続けていました。
投稿はできていなかったけれど、ずっと考えていたことがあります。
「本当にメンタルが強い選手って、どんな選手なんだろう」
今日は、この問いへの答えをお伝えします。
メンタルが強い選手のイメージは間違っている
「メンタルが強い選手」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
緊張しない選手。
感情を表に出さない選手。
どんな状況でも顔色ひとつ変えない選手
——こんなイメージを持つ方が多いと思います。
でも正直に言います。
そのイメージは、全部間違っています。
15年間、何百人もの選手を見てきた中で確信していることがあります。
本当にメンタルが強い選手は「感情がない選手」ではありません。
「感情と上手く付き合える選手」です。
感情を消すことはできない
緊張を完全になくすことはできません。
プレッシャーを感じないようにすることもできません。
悔しさや焦りを消すこともできません。
これらは全て、人間として自然な感情です。
感情を「消そう」とすることは、先日お伝えした「ピンクのゾウのことを考えないでください」と同じです。
意識すればするほど、強くなる。
メンタルトレーニングの目的は「感情をなくすこと」ではありません。「感情と上手く付き合えるようになること」です。
本当にメンタルが強い選手の3つの特徴
① 感情に気づける
「自分は今、緊張している」「自分は今、焦っている」「自分は今、怖いと感じている」——自分の感情に気づける選手は、その感情に飲み込まれません。
気づくことで「では次にどうするか」を考えられるようになります。
気づけない選手は、感情に飲み込まれたまま動き続けます。
気づける選手は、感情を認識した上で「次の行動」を選べます。
この違いが、試合中の判断の質を変えます。
② 感情を「情報」として使える
緊張しているのは「本気だという証拠」。
焦っているのは「もっとうまくやりたいという気持ちの表れ」。
悔しいのは「まだ諦めていない証拠」。
感情を「邪魔なもの」ではなく「情報」として受け取れる選手は、その感情を力に変えられます。
③ 感情が揺れても「在り方」に戻れる
試合中、感情は必ず揺れます。
ミスをした時、ピンチになった時、相手に連続得点された時——感情が揺れることは避けられません。
でも「最後まで諦めない選手でいる」「自分のプレーをし続ける選手でいる」という在り方を持っている選手は、感情が揺れても「在り方」に戻ってこられます。
この「戻れる場所」があることが、本当のメンタルの強さです。
先週末の大会を経て
先週末、中学生の大会がありました。
試合前に緊張で顔が青ざめていた選手が、コートに立った瞬間に切り替えた。
ミスが続いて崩れかけた選手が、深呼吸一つで立て直した。
負けた後、悔し涙を流しながらも「次は絶対に勝つ」と言った選手——。
感情を消した選手は一人もいませんでした。
でも感情と付き合いながら、自分のプレーをした選手がたくさんいました。
それが、本当のメンタルの強さです。
今日から試してほしいこと
練習中や試合中に感情が動いた時、こう呟いてみてください。
「自分は今、〇〇を感じている」
「自分は今、緊張している」「自分は今、焦っている」「自分は今、怖いと感じている」
感情を言語化する。
ただそれだけです。
この一言が、感情に飲み込まれることを防ぎます。
感情を「情報」として受け取る第一歩になります。
シンプルだけど、深い。ぜひ試してみてください。
また定期的に投稿していきます。
引き続きよろしくお願いします!