信頼は、
勝ったときにつくられると思われがちです。
結果を出した。
目標を達成した。
周りから評価された。
でも本当は、
信頼が育つのは別の瞬間です。
それは、
うまくいかなかったとき。
負けたとき。
ミスをしたとき。
期待に応えられなかったとき。
そのときに、
どう関わるかで、
信頼は決まります。
勝った日は、
誰でも笑顔です。
でも負けた日は、
空気が重くなります。
そこに立つ大人の姿勢を、
子どもはよく見ています。
怒られるかもしれない。
責められるかもしれない。
そう思いながら近づく子どもに、
どんな目で向き合うか。
「なんであそこで…」
その一言は簡単です。
でも、
その一言が
次の挑戦を止めることもあります。
信頼とは、
“失敗しても大丈夫だ”
と感じられる関係のこと。
私は、
負けたあとに
子どもの目がこちらを見られるかどうかを
大事にしています。
目をそらさず、
近づいてこられるなら、
信頼は壊れていません。
強くなるために必要なのは、
厳しさだけではありません。
挑戦し続けられる土台。
その土台が信頼です。
信頼があると、
子どもは自分から話します。
「今日、あそこが怖かった」
「実は緊張してた」
本音が出た瞬間から、
本当の成長が始まります。
勝った日よりも、
負けた日の関わり方。
そこに、
指導の本質があります。
今日もし、
うまくいかない子がいたら、
問いかける前に、
まず目を合わせてみてください。
信頼は、
そこから始まります。