「この子、自信がなくて…」
よく聞く言葉です。
試合になると固まる。
自分で決められない。
すぐに「無理」と言う。
すると大人は、
こう考えます。
「成功体験を増やせばいい」
「褒めてあげればいい」
「できることを積ませればいい」
もちろん、間違いではありません。
でも、
ここで一つ大事なことがあります。
自信がない子に、
“何かを足す”ことが
逆効果になることがある、ということです。
自信がない状態の子は、
すでに内側でこう思っています。
「失敗したらどうしよう」
「またダメだったら嫌だ」
「ちゃんとやらなきゃ」
そこにさらに
成功や結果を求めると、
自信どころか、
プレッシャーが増えます。
自信とは、
「できる」という感覚ではありません。
本当の自信は、
「できなくても大丈夫」
という感覚から生まれます。
算命学で見ても、
人にはそれぞれ
不安が出やすい時期や
揺れやすい流れがあります。
そのタイミングで
成果や強さを求められると、
人は自分を守るために
小さくなります。
だから私は、
自信がない子に対して
最初にやることは決まっています。
それは、
「できなくてもいい時間」をつくること。
結果を見ない。
評価を急がない。
失敗を修正しすぎない。
まずは、
「今のままで大丈夫」
という空気をつくる。
不思議なことに、
それができると、
子どもは
少しずつ自分から挑戦します。
自信は、
足してつくるものではありません。
削らないことで、
戻ってくるものです。
もし今、
「もっと自信をつけさせたい」と
思っているなら、
何かを増やす前に
こう考えてみてください。
この子の自信を、
削っているものは何だろう?
それを減らすだけで、
十分なこともあります。