諦める事 | 伽想詩

伽想詩

愛するものは猫と本と花......そしてantique

一雨度に冬が近づいて

もうすぐ今年のカウントダウンが始まろうとしている


じゃあまたね、と次に逢う約束が出来なかったあの日


薄れてゆく意識の中で

もう手を差し出す事も出来ない中で

魂が離れてしまうその瞬間に

私に約束してくれたのだろうか


また逢おうって


次に逢えない永遠の別れ



諦める事は忘れる事では無いよ



諦める事はそれよりももっと辛いけれど



私にはそれくらいしか出来ない



忘れないからね、忘れられないから


それだけは約束した 心の中で



さようならとは言えず「再見」と呟いた



あなたを想う いつも いつも これからもずっと



夜明けの雨 夜更けの雨 涙の代わりの雨


だから泣かないつもり 



一雨毎に冬が近づいて来る


今までで一番寒い冬が



$I will see again・また逢おうね
まめおがどんどん小さくなって行く・・・汗