ここ数回のみもざていのレッスンレポートがまだアップできておりません。ご参加くださいました皆様、ごめんなさいませ
遅れますが、アップしますので少しお待ちくださいね
さて、日にちが前後しますが、ライフスタイルサロンFaveurの作品展を少しづつご報告させてください。
まずは、上の写真、こちらは東急ホームズ平沼橋の住宅展示場の一階LDKとなります。
こちらにテーブルコーディネイト5作品を展示いたしました。私みもざていの作品は一番奥の赤いテーブルクロスです。
作品の題名
「秋風の便り」
作品コンセプト
採れたての葡萄が届いた休日は、親しい友人を招いて秋の実りの収穫祭を開きます。
美食家の彼女たちのためにお気に入りのテーブルウェアとヴィンテージワインでおもてなし。
我が家のダイニングに芳醇な香りが立ち込み、産地の風景が目に浮かびます。
昨日の佐藤愛子先生が、ご自身のブログで私のこの作品をご紹介くださいました。
そのブログの中で
「今回一番苦労した(みもざてい)」
「最後の最後まで苦しんだ(みもざてい)」
と書かれました
先生にどれほどのご心配をかけたのでしょう・・・。
でも先生のお言葉にある通り、最終的には「のびのびとした楽しいテーブル」になりました。
今回のこのテーブルのメインとなったお花です。
360℃どこから見ても美しく活けました。
このお花をご覧になった名古屋のSophia先生が「みもざていは殻を破って弾けることができてよかったですね。」とおっしゃってくださいました。
この堂々としたお花は皆様からもお褒めの言葉をいただきほっとしたのですが実は・・・
私が苦労したのはこのちいさな可憐なお花。
こちらを先に活けたのですが、愛子先生が斜め後ろでお花の水揚げをされながら、頭を抱えていらした状態でした
「どうしたの!?平常心で!」と愛子先生がおっしゃるほど・・・。
みもざてい、お花に関してはスケールが大きくなり小さなお花になるとどうしたらよいのかわからなくなってしまい、これが今後の課題と浮かび上がったところです・・・。
小さなお花にたっぷりと時間がかかり、さて大きなお花に取り掛かろうとしたときには
先生が文字通り山ほどご用意くださったお花のかなりの部分がなくなり
「あら、稲垣さんのお花がなくなってしまったわね」と、またそこで頭を抱えたわけなのですが・・・、この、のびのびとしたお花のスタイルはみもざていが得意とするところ。
有るお花で如何様にでも
愛子先生に何を言われることもなく、サクサクと活けることができました
少しずつ見る角度を変えた写真をアップしますね。
「この大きなお花は、良いですね」
お直し入ることなくすんなりOKをいただきました。
実は私、お花の茎を短く切るのがあまり好きではないのです。
切り落とされる葉っぱがなんだかかわいそうで・・・。
でも、そんなことは言っていられません
「これからは小さなオアシス花の練習をしなくてはね」
作品展の当日だというのに、愛子先生は私の弱点を見つけ課題を浮き彫りにされました。
さあ、お花ができあ上がった後はまた大変なセッティングです
さて、小さなお花に予定外の時間を取られた私は全力で焦りモード。
その様子を見かねたアーティフィシャルフラワーに出展される皆様方が解包のお手伝いをしてくださいました。
きっちり包まれたグラスを出したり、乱雑なダンボールを片付けてくださったり・・・。
本当にありがたかったです。
そして、少しづつテーブルのセッティングが出来上がっていきます。
「作品展は時間との闘いです」
前日の愛子先生がおっしゃったお言葉通り時間と焦りとの闘いでした。
そしてFaveurの皆様のご協力なくしてはみもざてい、時間との闘いに負けていました・・・。
そして迎えた当日は台風の悪天候にも関わらず多くの方々がお越しくださり感謝の気持ちでいっぱいです。
「楽しいパーティが始まろうとしている、というテーブルで素敵ですね。」
何人の方々におっしゃっていただき苦労の甲斐がありました。
実は、このテーブルとは全く違うテーブルを当初用意したのですが、やはりもう一度よく考えて作り直しましょう、と愛子先生からのご指導があり、一からやり直した、のが作品展3週間前でした。
そして作品展一週間前の最後のレッスンで今まで予定していたお花のスタイルをガラッと変えました。
何度となく挫折しそうになりましたが乗り越えて仕上がったテーブルとお花は、おそらく今までの作品展に向けてのレッスンの中では最高の仕上がりになったのではないでしょうか。
そこに至るまで、佐藤先生と上田先生の間では、みもざていの作品に関し相当の葛藤があったと推測しますが、先生方の妥協のないご指導のおかげでなんとかなりました。
作品展にいらしてくださったみもざていの生徒様が私が使った食器をご覧になって「あ、これみもざていでよく登場する食器ですね。なんだか、嬉しい」とおっしゃったのがとても印象的でした。
今回、かなり苦労したことで多くの学びがありました。
自分に欠けている部分も明らかになりました。
焦らず向き合いたいと思います。
ああすればよかった、こうすればよかった・・・いくつも課題が残りましたが・・・。
今は作品展に参加させていただき無事にそれを乗り越えた安堵と達成感に浸っています。
悪天候の中ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
佐藤愛子先生、上田みつき先生、Faveurのサロンの皆様、大変お世話になりました。