~ くずきり 桃 ~
くずきり、と言うと京都の老舗を思い出します。
鍵善本店で食べたときの鮮烈な思い出は今も残っています。
漆の器でうやうやしく運ばれてきたくずきり。
確か、上段は黒蜜、下段は氷水に浮かぶくずきりがお上品に入っていました。
京都の和菓子は上品だわ~と音を立てずにすするのに苦労した記憶が・・・。
さて、みもざていの葛きりはもっと気軽にいきましょう。
アガーを使い、黒蜜ではなく、桃蜜のお味で。
ここは、ぐっと若々しくミントなんぞも浮かべて。
お若い方にも受け入れられるお味に仕立てました。
残暑厳しいおり、冷たく冷やして、ツルリン~といかがでしょう。