昨日のレッスンで、お子様方に英語を教えていらっしゃる元CAの方が
メンバーの平均身長170cmの〝モデルクラス"に合流くださいました。
パン作りは相当ご経験がおありで、サクッ!とこなされました。
そして、ご試食のときに子育てについて含蓄のあるお話しをうかがいました。
ちょっと長くなりますが
私が心を打たれたお話しの内容は・・・
子供を育てるにあたって、
親は必ず子供より先に亡くなる、ということを考えると、
親がいなくなった後に子供が一人で生きていくために困らないように
力をつけてあげることが真の子育てだと思います。
先回りしてあれやこれや子供にしてあげる、
そうすることによって、子供はその時は何も困らずに
スムーズに生きていくことができる。
しかし、それでは生きていくための力を子供はいつまでもつけることができない。
失敗しても、その時その時、子供自身に自分で考えさせ、
失敗しても、子供の考えたことを自分でさせてみる。
そのような機会がないと、子供にはいつまでも生きる力が付かない。
いつの日か、親の力が及ばなくなったとき、
子供はものすごく大変なことに直面し、
~その大変なこと、というのは、
子供の年齢が上がれば上がるほど深刻で大きなことになっていることが多い~
それを自分の力で対処しなければならない。
いままで、そのような機会が無かった子供は本当に大変な事になってしまう。
親が先回りしてあれやこれや手を出す、ということは控え、
子供が一人で生きていく力をつけるように
自分のことは自分で考え自分のことは自分でする、ということをさせた方が良い。
このような事を静かに語られました。
ご自身がそのようにできなかったので、その経験上、とおっしゃられましたが、
子育ての渦中にある私に気を遣ってくださったのだと思います。
私は、まさにその子育てのあるべき姿に気が付いたのが去年の秋頃でした。
遅きに失した、という感があるのですが。
今、小さなお子様を育てられているお母様方、
心のどこかにこのことをしまっておいてください。
・・・なんてことを私が言わなくても
賢い今のお母様方は御存知かと思いますが。
お教室をさせていただきながら
私は自分が教えられることが沢山!
皆様に育てられていることに感謝します♡