息子は自閉症で統合失調症。知的障害あり。
小学校6年までは順調に成長していましたが、
トゥレット症候群を発症し不登校に。
↓これまでのお話
息子にはグループホームの体験とは伝えられなかった。
ちょうどショートステイの日だったのでそれをキャンセルして、
今日は、ショートステイの行き先が、違うよ。
と伝えた。
息子は朝飛び起きた!
ちょうど、私が部屋にいる時だったので驚いたけど、
なんと
作業所に行くために飛び起きたらしい。
(こんなに、頑張ってるんだ、、)
「今日は、車で行く」
いいよ。
車でグループホームにいき、
一度戻って荷物を乗せてから
出発した。
布団も持っていったので、車はパンパンだ。
なんと、話そう、、
私は、不安だった。
一方息子はご機嫌だった。
かみつきママ!
(※私は噛みつきません、念のため)
ここ数日このフレーズが、気に入っている。
ポケモンの、キャラかな?
私は歯を剥き出し、ガウッって言ってやる。
そうすると楽しそうに、ケラケラ笑うのだ。
こんなやりとりは何年ぶりだろうか。
機嫌ご良くて良かった。
しばらく走ると「どこ行くの?」
と聞いてきた。
、、、
『えっと、○○。
ご飯食べようね。
どこのファミレスにしよっかなー』
明らかに顔が曇った、、
その後ファミレスに入ってハンバーグを食べたけど、いつものようにあっという間に食べてすぐに外にでてしまった。
やっぱり、ちょっとおかしい。
いつもならドリンクを何杯か飲むのに、一杯で出てしまった。
グループホームはうちから1時間ちょっとのところだった。
最初に考えていたところ2時間半からするとずいぶん近い。
しかし、見学もせずに決めるのは勇気がいる。
ある精神病院の暴力事件がニュースで流れている。
到着して、息子は一緒に荷物を運んでくれた。
一人で三つも持ってずいぶん成長した。
部屋は自室より広く、北側ではあったけれど
息子はすぐに寝転んで大の字になった。
気に入ったようだ。
そして布団をひいて、寝転んだ。
私は職員の方と話しをし、息子も読んだのだが
部屋からは 出てこなかった。
体験は、2週間。
受け入れオッケーならそのまま入所。
『体験の後一度家に戻れますか?』
「戻らない方がいい。
来れなくなる場合がある。」
息子には何一つ話せていない。
今度会う時はいつだろう。
また
かみつきママで笑ってくれるだろうか。

