もしかしたら、
他にもいらっしゃるかもしれませんが、
福井県でシュガーアートを
コツコツと長年しているのは、
私の属する福井シュガーガールズチーム
だけではないかと思います。
(もしされてる方がいらっしゃるなら
知りたいー)
元々、10年前に、
芦屋までシュガーアートを
習いに通われていたお姉様が、
シュガーアート界のマリアさま
にいせんせいをご自宅にお招きし、
シュガーアートの単発講座を
開いて頂いたことが始まり。
憧れのせんせいに緊張のワタシ
その後、アイシングクッキーの流行から
アイシングクッキー専用の講座も開かれ、
みんなのシュガーアートへの思いが
更に深まった頃、
せんせいがご主人さまの転勤で
福井に引っ越して来られるという
奇跡が起き、
福井に住みながら、
毎月東京シュガーアートのレッスンを
主宰であるにいせんせい自らのご指導で
受けることができたチームが、
福井シュガーガールズなのです。
(シュガーを真剣に学ばれている方には
刺されても文句言えない状況…)
それなりに
メンバーの入れ替わりはあり、
現在は4人。
そのうち1人のガールズは
もうアーティストとして、
素晴らしいコンクール実績を
積み重ねています。
そのチームを引っ張ってくださってきた
お姉さまから、
この秋の一大行事で、
アイシングクッキーを参列された方々に
お配りしたいので、
一緒に作って頂けないか、とお誘い頂きました。
何年か前にもお手伝いさせて頂きましたが、
とても楽しく、素晴らしい経験でした。
久しぶりの、みんなで作る
アイシングクッキー。
シュガーアーティストであり、
講師でもあるメンバーが、
お忙しいお姉さまに代わり、
クッキー本体、アイシング制作を
かってでてくださり、
私はクッキーにアイシングするだけの
おいしいとこどりでした。
まさかのにいせんせいまで
駆けつけてくださり、
320枚のクッキーのアイシングは
数時間で終了し、
160セットが仕上がりました。
途中、お姉さまが準備してくださった
素晴らしいランチが登場。
さらに、
世界のにいせんせいが!
私が誕生日だったから、と
チョコレートタルトを作ってきてくださり、
みんながhappy birthdayを
歌ってくれるサプライズが
もう、涙涙。幸せすぎました。
ようこそようこそ、と書かれた
アイシングクッキー。
後ろには
福井シュガーgirls、の文字。
福井シュガーガールズ、に
籍を置かせて頂きながら
経験したいろんなアート制作や、
みなさんとの笑ったり泣いたりの
楽しすぎた思い出が
たくさんたくさんこみあげてきて、
胸が苦しくなりました。
来年には、せんせいは
芦屋に戻られることが決まっています。
1分1秒が、せんせいとの
お別れの日に近づいていきます。
せんせいにご指導頂いたことを
ひとつでも形にしたいという
お姉さまのお気持ちが
痛いくらい伝わってくる時間でした。
残ったアイシングを無駄にすまい、と
翌日、慌ててクッキーを焼き、
アイシングしました。
みんなでお揃いにしたくて、と
メンバーから贈られた
スワンプレートに合わせ、
スワンクッキーも。
甘い甘いかおりのアイシング。
このワクワクするかおりが、
最近は
ちょっと切なく、ツンときます。
でも
せんせいが辛抱強く
覚えの悪い私に教えてくださったこと、
ひとつひとつを
いまのうちに復習しておこう、
せんせいとガールズとの思い出を
ひとつでも増やしていこう、と思っています。