恥ずかしながら、
全く車の知識がない私…。

そのため、車は
可愛いか可愛くないか、
燃費がいいのか悪いのか、
乗り心地がいいか悪いか、くらいしか
語ることは出来ないのですが。

でも、ちょっと車に関して、

キュンとくることがあったので

記しておこうと思います。



私は車なしには
どこにも行けない田舎暮らしなので、
お友達とのお出かけは
大概は交替で車を出しています。

そのために、

仲良しのお友達の車は

自分の愛車かのように

いろいろ知り尽くしていくことに。

そんな愛着があった

お友達の昔の愛車が

自家用車の修理中、

代車として我が家にやってきました。

1998年に登場し、

世界中で825万台が販売された

プジョー史最大のヒットモデル206。


2001年に出会い、

長く私が特に行動を共にしている

お友達の愛車でした。

彼女は2000年から10年

乗り続けていました。

空気の取り入れ口が右側に並んでいるのが

可愛くて好きでした。

フロントガラスと

ボンネットの間にあるもの、と思っていたので。

給油口もデザインが可愛い。

⭐︎可愛い、しか言えずすみません…

タイヤのホイールにもライオン。

プジョーは猫足、と言うから、

私はかなり長い間、

このマークは猫と思い込んでいましたが…。

シンプルな内装。

 ⭐︎綺麗に撮れずお写真お借りしました

シンプルすぎてドリンクホルダーがなく、

いつも飲み物を手に持っていたことや、

パワーウィンドウの操作位置が

サイドブレーキの側にあったことなど、

懐かしい〜の連続。


車内に座ると、当時彼女がよく流していた

「波乗りジョニー」が蘇ります。

(時代…てへぺろ


2人であちこち出かけたことや、

同じ時期に第一子がお腹に宿り、

いろんな相談や

たくさんの夢を描いたことも

チャイルドシートを取り付けたことも

波のように溢れてきました。

いつも助手席に乗せて貰っていたけど

初めてハンドルを握り、

結構な重さに驚きました。

あの頃の車ってこんな感じだった?

それともこの車がちょっと重い?

回すのが結構ツライ 笑。


久しぶりに彼女に会いに行き、

チラ見せ。

「えー!ちょっと、泣きそう!」と

喜ぶ彼女。

「あの頃、あんなに走ってたのに、

 いつの間にかまーったく見なくなって。

 私がかなり長く乗ってたくらいよ。」

自動車やさんの許しを得ていたので、

彼女も少し運転。


「ハンドル重!若さで握れてたのかしら。

 25年、4半世紀も前の恋人に

 再会した気分だよ!

 好きだったなぁー。本当に好きだった。」

と、しみじみ語る彼女の隣で、

「私も好きだったんだよね。

 この車のシンプルさとか、

 ツボを押さえた可愛さとか、

 車って所有者の鏡に感じたー。

 この車はすーちゃんそのものだったよ。」

と、しみじみ返し。


結婚はしていたけど、

まだ若くて自由でいろいろなことに

ワクワクしていたあの頃に、

小さな車でタイムスリップしたような

気持ちになるひとときでした。

車の中は小さな小さな世界で、

その中で過ごす時間は

限られた人とだけ共有できる

特別なものだと思います。

より深く、より親密に時間と心を

分かち合える。


そんな時間をくれる車、というもの。

詳しくはないけれど、

やっぱり好きだなぁ。


昔乗っていた車に乗れることは

なかなかない経験ですが、

お友達の愛車でも

こんなにも懐かしく嬉しい。


ずっと車のメンテを

お願いしてる自動車やさんは

旧車メインのお仕事なので、

いつか私のかつての愛車にも

乗れる日がくるといいな、と

夢見ています。