江戸中期から福井県の三国町で
行われてきた三國神社の例大祭
「三国まつり」。
北陸三大祭りのひとつです。


家と家が隙間なく並ぶ通りを

三味線とお囃子の子供たちを乗せた

6.5mの山車が6基、

紐で引かれて練り歩きます。

私の住む場所からは結構な距離もあり、
土地勘もあまりないので、
昔はニュースで見る程度の関わりでした。

が、8年くらい前から、
三国方面の仲間ががっつり出来て、
毎年おうちにおじゃまするように。


今年は初参加のお姉さま方も

お連れすることになりました。


私的には、
上から見る山車、は
なかなか経験できないかと思うのですが、
三国勢は
昼間は下から、夜は上から、推し。

確かに下からも充分な迫力があります。

でも、三国まつり歴が浅い私は


やっぱりこの、山車と並ぶ、

上から見る山車が好き❤️

狭い道の幅いっぱいの山車。

電線にひっかからないよう、

巧みに電線が持ち上げられます。


お見事だなぁ〜🤍

いつまでも元気に響く

かけ声とお囃子。

やっぱりここは、特等席♡


「三国まつりは無礼講。

お友達はもちろん、知らない方とも

みんなで楽しむのが醍醐味!

お越し頂いた方はもう家族だから!

くらむぼんちゃんはもちろんですが、

お姉さま方も家族と私は思ってます!」

と、美しい笑顔で食事の席を

勧めてくれる私の親友とご家族。

そして、集まっている

はじめまして、の皆さま 笑。


時代と共に小さくなり、

コロナの追い風を受けて

消えていったみんなとの集まりが、

まだ三国には残っている、と

毎年感激します。

「また来年も5月20日は来なさいよ。」

「この日、仕事すると人が笑うから!」

「家族んちに来るのに、遠慮はなし!」

と勢いよく我先に口にするみんな。


こんな優しさ、昔の私は遠慮が先で

受け止められなかったのですが、

この三国まつりを経験するにつれ、

人を出し抜かない範囲で、

両手を広げて

受け取めるようになりました。


正しい愛は、正しい形でやってくる。

だから、躊躇わなくて良い。

それは、おおらかな三国勢の愛が

私に教えてくれたことです。


そして、私も、負けずに

同じくらいの優しさを

差し出して、

我が家に人を引きこめるように

なりたいと思っています。