自分の部屋を作り始めて
改めて知るインドへの憧れ。
繰り返す手作業から生まれるものは
インドが放つ
生きるエネルギー
そのものに感じるのです。
ブロックプリントも、
そんな繰り返し作業から生まれる
美しいもので、
ブロックプリントのベッドカバーを
探していました。
画像お借りしました
私のベッドはセミダブルなので
ベッドカバーには
190×210の生地が欲しいところ。
でも、大概の布幅は110で、
両縁に布を縫い足すかなーとか
あれこれ探し続けていました。
生地も薄いものが多いので
裏をつけないと
整えにくいな…とか
図を書いて考えていたある日
たまたま見たサイトで
マルチクロス、と分類された
ブロックプリントの生地が
セールに。
225×270と、かなり大判。
全く見当がつかないものの、
大きすぎたら切ればいい、と
2枚注文してみました。
多分、薄い布だろうから、
2枚を重ねて縫えば
ちょうど良いだろうと思ったのです。
が、到着した布はかなり分厚い。
これは1枚でいける、と驚きました。
柄も大柄でいい感じ。
早速使ってみたかったのですが
確かブロックプリントは
何度も川の水で洗い、
場所によっては
地面に広げて乾かしていたはず…と
戸惑う私。
画像お借りしました
自分の体の軟弱さをよく知っているので
まずは一度洗わねば、と
晴れの日を待ち続け、
やっと昨日、その日が訪れました。
木の影で広げると
本当に可愛い。
青空と風がよく似合う。
洗ってもパリッと感が残る布なので、
1枚はシーツにしてもいいのかも。
ちょっと肌触りが硬すぎたら、
また考えます 笑。
とりあえず
どちらをカバーにしようか迷い中。
春夏は黄色の花、
秋冬は青の花、もいいかな、と
ひとりニヤニヤ。
繰り返し作業のブロックプリント。
しかし、よーく見ると
スタンプのズレが見れたり、
こんな溢れたインクがあったり。
完璧すぎなくていいや、と思う私には
ちょうどいい感じです。
こんなにハマっていながらも
知れば知るほど、
私は行くのは無理だろう、と
思わずにいれないインド。
日本の田舎の片隅の一室で
心だけインドに旅をしています。
そしてそれは
私にとっては
それなりにしあわせな旅なのです。