鳥はふわふわしていて


柔らかそうで
本当に可愛くて大好きですが

その中でも
白鳥は特に好きです。

そんな私の白鳥好きを知るお友達が
白鳥の柄のシンブル(指ぬき)を
プレゼントしてくれました。

ヨーロッパでは、

女性に幸せをもたらすという

言い伝えがあるシンブル。

人から贈られるとさらに良い、と

言われているそうです。


続く余震、次男の受験と、

いろいろ不安を抱える今、

ほかほかの笑顔で

「くらむぼんに白鳥のシンブルを

あげられて嬉しい」

とお茶を飲む彼女が愛おしい。


宝物がまたひとつ増えました。


数日過ぎた今日。

車を走らせていると、

田んぼに白鳥がいるのが見えました。


まだグレーの羽がある白鳥も。

時々羽を広げてくれる姿の美しいこと。

なんだかこの胸に飛び込みたくなります。

やっぱり地震以来

心細さが消しされずにいる気弱すぎる私。

さっ、来なさい、と

言ってくれているかのような姿。

…でしたが、それは私の都合よい解釈で、

ん??と、私の存在に気づくと、

そそそーっと足早に

ぽちゃんぽちゃんと水に入り

スイスイ泳いでいきました。

こうしてみると、

スワンボートは

うまく白鳥を再現したものだと思います。

白鳥がスワンボートに見える…。


でも、久しぶりの北陸の青空の下、

可愛い白鳥たちに癒されました。


そして白鳥を見ている時に

次男から

ちょっと嬉しい連絡がはいりました。


白鳥はよい知らせを運んでくる、と言うのは

本当だなぁ、と、

じんわり嬉しく思いました。


次男を迎えに向かうと、

全く別の場所で

私の車の上を白鳥の群れが

飛んでいきました。

そして

白鳥の後を追うように

3月開通の北陸新幹線の試運転が。


今日は白鳥にも、新しく通る新幹線にも

前に、前に、とメッセージをもらったように

思いました。


シンブルのお守り効果が

もう早くもでてきたのかな。

シンブルの言い伝えは本当なのかも。


そう思いながら

部屋に戻ってシンブルをはめてみました。


そうして

シンブルに描かれた白鳥を眺めると

浮かんでくるのは

大好きなお友達の笑顔。


やっぱりいちばんの私のお守りは

どんな時も

気にかけて寄り添ってくれる

周りのみんなかな。


そんなことをあれこれ考えられる今日は

とてもしあわせな日でした。