仲良しのお友達から今年の9月に、
11月に石川県立図書館で開かれる
ミナペルホネン 皆川明さんの
講演会の観覧募集に応募しよう、と
連絡をもらいました。

無事に当選し、2ヶ月たち、

いよいよ当日。


駐車場の心配もあり、

ブロ友の月の光さんに駐車場を

あれこれ相談して、

たくさん調べて頂きましたが、

無事に駐車できました。

12時半から並びましたが

あっというまに長蛇の列が。

幸い並んだのは2番目で、皆川さんの目の前で

お話を聞かせて頂くことができました。

このお写真はお借りしたものですが、

こんな感じのブラックコーデ。

私の大好きなこの皆川さんの壁画の描きかたや、

日本の技術と伝統を残していくために、

ミナペルホネンの刺繍や織を

信頼のおける工場に

一過性の注文ではなく、

安定した量の注文を100年繋げようという

取り組みを考えたことなど

優しく穏やかな声で語ってくださいました。


「自分が探して、見つけて、

信頼関係を工場と築くのに

何十年もかかりました。

それをそのまま、次の人に渡せたら、

次の人は何十年も省略できるのです。」


販売は1mからで、

23000円/mの生地なのに、

発売時間になると

瞬間でsold outのタンバリン生地。


メルカリ転売もひどいので、

もう少したくさん販売してもらえたら、と

よくお友達と話していましたが、

年に数回、色も未定、

大量生産しないことで

大量消費を防ぐ、という

皆川さんの信念を聞けて、

いろいろなことが納得できました。

(転売は許せないけど)


質問では、コラボ商品の決め手は何か、と

いうものもあり、

「その会社の技術と、ミナのデザインが

重なることで、新しい世界を感じる

尊敬しあえるもので、と思っています。」

と、穏やかに答えられていました。

私は水筒がパッと浮かびました。

サーモマグとミナのコラボは長く。

可愛いミナのデザインと

サーモの保温保冷の素晴らしさに

いつも感動しています。

今はこのうさぎのマグが私の相棒。


1時間半という、ありがたく長い講演会は

たくさんのデザインの紹介や

皆川さんのものづくりの信念、

たくさんの質問への回答で、

あっという間に、

でも、たくさんの気づきを頂く

素晴らしいものでした。


ミナペルホネン金沢店があることから、

今回の講演会が開催されたようですが、

私を含めて、県外からの参加者も多く、

金沢市立図書館の懐の深さに

とても感謝しました。


いのちをつなぐように、

デザインと理念をつないでいく。


穏やかに。でも、確実に。


皆川さんがぺこり、と

腰から90度頭を下げて退出されてからも、

みんなの心の中心に

清らかな小川が流れている、

そんな素敵な講演会でした。

講演会の帰り道。

金沢在住の小梅ちゃんのお孫ちゃんに会いに。

ママになった娘ちゃんと

可愛いちいさな赤ちゃん。

ここでは改めて

いのちがつづいていく姿を

目にしたのでした。

急にお邪魔したのに

美味しいお土産まで準備して頂けて。


新米ママ時代からの

小梅ちゃんと私の関係も

つづいていることにキュンとしながら

帰路につきました。


つづく、つづく。

いのちも、愛も、夢も、希望も、

仕事も、明日も。


つづいていく中にいれること。

本当にありがたいです。