私は飲むだけで、
全くワインの知識も舌もないのですが、
10月から11月に、
ワイナリーでだけ楽しめる、
葡萄を仕込んだ2〜8日の、
ワインになる前の発酵途中の
ベビーワインが大好きです。

アルコール度数も1〜5%、
甘くてシュワっと微炭酸。


福井県には
白山ワイナリーというワイナリーがあり

そちらの秋のワイン祭りで
ベビーワインが瓶詰めで販売されます。

賞味期限は1日。

瓶詰めされても発酵は進むので、

運ぶのも温度にも気を遣います。

(そのため市場には出回らないのですね)

ジュースでも、ワインでもない

この特別な飲み物をこの季節飲み始めて、

もう7年くらい。

ベビーワインを飲むと、

秋がきたなぁ、と思います。

今年は次男の模試の隙間時間に、

お友達が白山ワイナリーのワイン祭りに

連れて行ってくれました。

ヤギも遊びにきていて、

穏やかなお祭り♡

今年のベビーワインは、

赤がなんだか濁り酒っぽい。

色もピーチピンク。

飲んだ後にやや渋みが残ります。


中国茶でも先生から教わりますが

発酵、で、毎年、全く同じ味を

作り出すのは本当に難しい。

毎年繰り返し飲み続けると、

味の違いがわかるようになるんだなー、と

ベビーワインで実感しました。


お茶もワインも、

生き物なんだなぁ。

いのちを感じる。


なんだかそんなことを

改めて考えてしまった

今年のベビーワインなのです。