多治見市に来たので、
ずっとずっと憧れていた
ギャルリももぐさに連れて行ってもらいました。
陶芸家の安藤雅信さんと
奥さまの衣服作家の安藤明子さんの、
衣食住に関するものを

企画展と常設で紹介するギャラリー。

民家を移築したギャラリーまでの道は

緑に満ちて本当に美しいです。

畳の部屋には、

アンティパストのソックスとお洋服。

そして、明子さんのももぐさサロン飛び出すハート

 お写真お借りしました

体型、年齢、性別に関係なく、

長く着られる定型の衣服、として

提案されているこちら。


重ねたり、素材を変えたり、

上衣を工夫したり、

素敵に着こなされている方を拝見するたび

挑戦したくなるのですが、

体ではなく、人間に厚みと自信のない私は

まだトライできずにいます。

いつか素敵に着こせるようになりたいな。

私の大本命、雅信さんの器は2階です。

潔く美しい安藤雅信さんの茶器。

ちょうどこの頃

山梨県で安藤雅信さんの個展があり、

そちらのサイトに写っていた

色鮮やかな中国茶杯も並んでいました。

春らしくて、予定してなかったのですが、

お迎えしたい衝動に駆られる私 笑。

さんざん悩みましたが、

2019年、金沢のfactory zoomerでの

安藤雅信さんによる中国茶会での

白のしつらえの美しさを思い出しました。

この日はドレスコードも白。

あの茶会の清らかさ、

スタートを感じる色のない世界。

何ものをも受け入れようと

手を広げているかのような空気。

オンライン販売予定はない、と聞くと

かなり揺らぎましたが 笑、

今、欲しい台湾茶器もあるので、

この日は最初から決めてきた茶則に絞ることに。

スタッフさんが、茶則なら、と、

展示されていなかったものもあれこれ出して、

たくさん広げてくださいました。

ひとつひとつ、雅信さんが作られているので

全て表情が違うのですよ、と。

こんなにたくさんの中から

選ばせて頂けるなんて、贅沢すぎました。

私の手に沿ってくれる

こちらに決めました。

お庭の方から眺めると

サンルームに白で絵が描かれているのが

よく見えました。

やはり、白は可憐で清々しい。


企画展のない日の開店すぐだったからか

とても穏やかにゆっくりと

憧れのギャラリーを隅々まで楽しめました。

本当に、悔いなし、です。


今月末からミナペルホネンの企画展があるので

賑やかになるのでしょうね。

いつか、こちらの企画展にも

参加させて頂きたいです。