瀬戸市に住まれる、私の大好きな器作家、
内村七生さん。

石川県の九谷青窯さんで活動されてからの
瀬戸市での独立で、
石川からとおーくに行かれてしまったな、と
悲しんでいたのですが、
なんと、ゆりっぺの瀬戸市の自宅の近くで

日曜日にギャラリー工房を開かれているとのこと。
平日ですが、ギャラリーにお伺いする段取りを
ゆりっぺが整えてくれました。

焼き物の町、瀬戸市。

住宅とたくさんの工房が普通に並んでいます。

そんな中の、内村さんのギャラリー工房は、

想像以上に可愛いく、カフェかな?と思う雰囲気。

https://naouchimura.stores.jp/

サイトでは完売になっている器も

ギャラリーにはあり、欲しいものばかりで

困ってしまった私 笑。

たくさんの作品が、

日々こちらから誕生するのですから、

器に満ち満ちているのでしょう。

ずーっと気になっていた

ツバメ柄の実物も、たくさん見せてくださいました。

でも、実物を見ると、

鳥さんシリーズの色の鮮やかさにキュンときます。

優柔不断な私のために、

あんなにも美しくディスプレイされていた

テーブルが乱れまくりに驚き💦

しかも、工房ならでは、の、B品まで、

内村さんがか細い腕で、

ヨイショヨイショと運んできてくださいました。


私にはどこがB品なのかわからない器。

こちらは4割引きしてくださる、とのこと。

私がうさぎ好きと知り、

サンプル品のこちらも4割引きしますよ、と

わざわざ探して出してくださいました。

梅が黄色ですが、赤い梅が採用されたそうです。

ある意味、この世にたった1枚の貴重な器。

使いやすいパン皿もたくさんあり、

悩みに悩み、こちらを。

どこがB品かは謎ですが、

そうおっしゃってくださるなら、と

遠慮できない私。

みんな大好き青い鳥シリーズの新作も

出してくださいました。

下の六角皿は、本当に生まれたばかりで、

サイトにも出ていません、との言葉に

後押しされました。

こちらはA品でございます。

義母の大好きなシリーズもお土産に、

内村さんファンのお友達にも、と、

あれよあれよと、山積みになる器。

そんな私の隣で、

黙って選びお会計を済ませるゆりっぺ。

迷いのない姿。


申し訳ないくらい悩みぬいて、

たくさん内村さんからもアドバイス頂いて、

連れて帰る器を決めることができました。

ビックリするくらい可愛くて、パタパタしていて、

歌うようなお話口調の内村さん。

この人の目を通した世界は、

こんなにも鮮やかで可憐で優しい。

そんな世界が描かれた器を

テーブルに並べると、

一瞬で場が華やぎ、明るい空間が出来上がります。


そんな器を、

こんなふうに選ばせて頂けるなんて、

本当に貴重な経験でした。


今日は何のお料理をお皿にのせようか、と思うと、

お料理を考えるのも作るのも楽しみです。