庭にミモザを植えたのは、8年前。

60cm程度のひょろひょろした苗でした。


成長速度が速く、すぐにカーポート越えをする、と

聞いてはいたのですが、

そこまでの勢いはないなぁ、と思っていました。

1年後。

仲良くして頂いているお姉さまの

マルチーズちゃんが

虹の橋を越えた時、

2枝だけ咲いていたミモザを切り、お届けしました。

この時、

2枝ひょろーんと伸びていただけのミモザ。

切ったところから、ニョキニョキ新しい枝が

増えてきました。

ミモザには剪定が重要だと知った私。


そうして剪定をまめに行い、

これ以上、上に伸びないように成長止めをし、

こんもりするように育ててきました。

植えてから5年目にこの状態に。


5年目は、コロナ禍で

日本中が引きこもった2020年でした。

誰とも会えない家の中の暮らし。

仲良しの人に、少しホッとしてもらえたら、と、

ミモザをブーケにしてお配りしました。

50軒のおうちに、手作りの布マスクと共に

旅立った我が家のミモザ。

ブーケ作りは、誰よりも、私自身の癒しでした。

このビタミンカラーは、眺めるだけで

元気を分けてくれるのです。

2021年には、せっかく咲いてくれているし、と、

お友達にお配りしても余ったミモザでリースを。

2022年にはお配りするだけでなく、

ミモザの会、と銘打ち、

当時集まってよいとされていた4〜5人ずつ

5回に分けて集まり、

リースやスワッグ作りをみんなで楽しみました。


そんな今年、2023年は、

雪で激しくミモザの木が傷み、

いつもより花が咲かない状態に。

樹形もかなり崩れてしまいました。

お届けにまわるにも、

車の部品待ちのため、車の状態も悪く、

私自身のめまいも頻繁でした。

 

「ミモザと車が、

くらむぼんちゃんに休みなさい、って

言ってるんだよ。」

と、仲良しのみんなから優しい言葉を頂き、

今年はお届けまではせずに、

タイミングよく会う約束をしていた方たちに

お渡しするのと、

ミモザの会を2回開くだけにとどめることに。


そうしてゆっくりミモザを楽しんでいたところ

あんなに頻繁だった私の目眩も落ち着き、

ミモザも、少しずつですが、

木の状態が良くなってきました。

よかった。

たまにはミモザも

休ませないといけなかったんだね。ごめんね。

ミモザの剪定前に、たまたま小梅ちゃんが

帰省されていると知り、

最後のミモザをとりにきて頂きました。

ミモザが咲くたび、お渡ししたかった。

今年やっとお渡しできて、

ミモザを抱える彼女を見れて、

自己満足ではありますが、最高に幸せな気持ち♡


ミモザのおかげで、私は毎年春に

たくさんの優しい時間を過ごして、

嬉しい気もちに満たされることができます。

植物の力は素晴らしい。

私の出来る限りのお世話を尽くして、

このミモザをこれからも大切にしていきたいです。

 ⭐︎毎年私のミモザとスワンのラテアートを

  コラボしてくれるラテアーティストのお友達♡

  今年のコラボも宝物です♡