先日、お友達のところに
お裾分けのアローカナの青い卵を
サプライズでお届けにお邪魔しました。
そして、
「マボロシ返し!初たまご、くらむぼんさんにあげたくて準備していたら、まさかくらむぼんさんも
卵を持ってきてくれるなんて!」
と、卵の入ったボックスを手渡されました。
若鶏が初めて卵を産み始めた日から1ヶ月間の卵を
初たまご、といいます。
栄養価もとても高く、貴重な卵。
越前町で平飼いされている
福地鶏の「海たて山たまご」です。
昔から
ちょこちょこ遊びに行かせて頂いているこちら。
今年に入ってから、
鶏を1月、2月にたくさんお迎えしたとのことで、
今ちょうど2月にお迎した鶏たちが
卵を産み始めたそうです。
なかなか店頭には並ばない初たまご。
その珍しさから、幻の卵、と呼ばれています。
義父母や実家両親にも食べさせてあげたいと思い、
オーナーくんに連絡させて頂いたところ、
「今日なら大丈夫ですよ!」
とお返事頂き、シュッと向かいました。
シュッと、と言っても、うちから車で片道50分。
なので定期購入はお願いしたことはなく、
遊びに行く時かこんな時しか購入しない私なのに、
申し訳ない。でも、ありがたい。
越前海岸に着く頃には青空。
やっぱり海には青空が似合います。
(車止めて撮影しました)
「本当、貴重なんですけどねー、小さいから、売るの難しくて。初たまご、なんて言っても、知らない人は知らないし。今とってきたから、本当に、初めて産んでくれたのもありますよ!」
と、その場で丁寧に洗って、箱に詰めてくださいました。
久しぶりだけど、
変わらず優しく、人懐っこいオーナーくん。
本当はこの日は営業日ではないのに、
「お父さんに、1個で1年寿命延びる!って言ってあげて!」
と満面の笑みで渡してくださいました。
家族の数よりも、少し多めに分けて頂けました。
この海を眺めながら、潮風をあびながら
元気に育った鶏の卵。愛しい〜!
この多めに頂いた分。
私に初たまごを分けてくれたお友達に
お返ししようと思ったのですが、
今、病気と闘っている
2人のお友達の顔が浮かびました。
あのふたりに渡しても、卵をくれたお友達は、
怒ったりしない。
むしろ、とても喜んでくれるに違いない。
(喜んでくれました!)
ちょこんと助手席に乗せて
まず、退院したばかりのお友達のもとへ。
この時だけの大切な卵が
オーナーくんからお友達に、
お友達から私に、
私から両親、お友達に。
私からだけでなく、
オーナーくんやお友達、
鶏ちゃんの想いまでこもった
初たまご。
みんなが元気になること
間違いなしです。
出会えたこと、
頂けたこと、
手渡せたこと、
全てが嬉しい。
どうかみんなが元気になりますように。
なります、きっと