十五夜、十三夜、十日夜。
秋の3つの月を見ると
縁起がよいと言われています。
私は西日本の方の、
十日夜に亥の子餅を食べると
無病息災で、元気に冬を乗り切れる、
という縁起担ぎが
とても好きです。
福井県にはその風習がないため、
お店に並ばない亥の子餅。
去年までは、
ある和菓子やさんにお願いして
作って頂いていたのですが、
和菓子やさんにご事情ができてしまい…。
かなり切ないですが、
今までの感謝をお伝えさせて頂きました。
さて、どうする、と悩んでいたところ、
仲良しのPさまに教えていただいた
森八大名閣さんの八日餅で、
1日だけ亥の子餅が販売されると知り、
今年も無事に亥の子餅を迎えられました。
亥”は中国の陰陽五行説で水性にあたることから,火災を逃れるという考えがもあるらしく。
このことから,亥の子の日に囲炉裏やこたつ開きをする風習ができあがったとか。
なんでも、いろんなストーリーを知ると
楽しくなりますね
肝心のこの日のおつさま。
満月とはまた違う美しさがあります。
今年は9月10日の十五夜も
こんなに明るく美しく。
10月8日の十三夜も
とても明るく輝いて。
無事に3つの月をお月見することが
できました。
その3つの月の日には、
たくさんのお友達と
それぞれの場所の月の写真を送り合い、
前もって分けあっていたお菓子を
それそれぞれのタイミングで食べたりして、
なんだか一緒にいるようでした。
そのみんなの姿をお月様は空から眺めて
きっとにっこりしてくださっていたと思います。
十日夜も過ぎて
明日からギュッ冷え込む予報がでました。
亥の子餅の力を信じて
元気に冬に立ち向かって行きたいです♡