林檎の季節がやってきました。
林檎はそのまま食べるのも、
煮るのも、焼くのも美味しい♡

数年前、お友達に京都のラ・ヴァチュールに

連れて行って頂いてから、

タルト・タタンを自分でも作るようになりました。


タタン姉妹がアップルパイを焼いている途中、パイ生地を型の底に敷くのを忘れたことに気付き、最後にパイ生地を乗せて誕生したといわれている

タルト・タタン。

失敗しても挫けない精神の塊のようで

元気が湧き上がるスイーツと思っています。


ご近所仲間で集まって一緒に食べながら

いろんな失敗話で盛り上がる笑


5家族、総勢14人の子供たちがいる私たち。
昔は全家族、24人でBBQをしたこともありましたが
子供たちは子供たちで
パパたちはパパたちで
ママたちはママたちで
集まるようになってきました。

子供抜きでゆっくりおしゃべりする日が来るとは
昔は想像さえできなかったね、と
嬉しいような寂しいような。

タルト・タタンにハマるまでは、

やっぱりアップルパイが私の中では主流でした。


坂井市のエンゼル・コーヒーのアップルパイは

最近知りました。

Pさまとヨーコさんとの朝活アップルパイ。

まだ次男の送迎に振り回される私の自由時間に

いつもあわせて集まってくださるふたり。

1年半後には、私も自由になります、と宣言し、

未来の3人での旅の妄想話から、

それぞれの家族への想いがポツリポツリ。


子供は授かりもので、

かみさまからその子を預かって

ひとりで生きていけるように育てたら

そっと手放すもの


と、ヨーコさんが言葉にだしたとき

自分の中の区切りを感じました。


だんだん、子離れする日が近づいてきている。

子供たちの、自分でできる力、生きる力を信じて、

子供から手を離す時が。


寂しいなぁ。


でも、私には、私という一個人になった時、

一緒に笑ったり、泣いたり、怒ったりしてくれる人が

いてくれる。旅なんかもしちゃったりして。

アップルパイ越しにふたりを見ました。

そんな人がいてくれて、

寂しくても頑張れる。

今年の春、畑に植えたアルプス乙女。

まだ小さいのに、それなりに実りました。

この林檎の木が

今よりもっと大きくなって

沢山の実をつける頃には

私は私に戻って、お母さん、の肩書きは

もうちーいさくなっているのでしょう。


その頃

自分が林檎に負けないくらい

たくさんの実りがある自分であるよう

頑張りたいと思った今年の秋の私です。