私は本当にすんごい田舎に住んでいるので
最近のオシャレな感じではなく
普通に山に昔から植えられている
品種はわからない梅の実をたくさん頂きます。
今年は10㌔近く頂いて。
これはさすがに、使いきれない、と、
ご近所仲間や、ちょうど会う約束をしていたお友達や、習い事仲間にお分けしました。
そばかすがあったり、大きかったり小さかったり。
個性豊かな梅たち。
今年は
スパイス+黒糖
スパイス+きび糖
きび糖+酢
氷砂糖+酢
白糖+酢
で作ってみました。
可愛い食いしんぼうのお友達と飲み比べ会

炭酸が入るとシュワシュワ綺麗です。
お友達は先月お母さまが旅立たれたばかり。
まだその経験がない私は、
気持ちをきちんと理解することや察することは
できないかもしれませんが、
少しでも彼女が元気が出るように
菊の節句をふたりで楽しみたいと
おやつプレートを準備しました。
シロップを飲み比べながら
お母さまの旅立ちまでの1年間で
いろいろ感じたり納得したりした話を
聞かせてくれた彼女。
その話は、梅シロップのように
甘かったり、すこしツンときたり、優しかったり。
気がついたら
うんと大人になっていた私たちは
これから大切な人の旅立ちを経験していくことが
増えていくのでしょう。
その時、彼女のように
その人の人生を、
頑張ったね、こんなにすごかったね、
こんなところ、本当に素敵だったよ、
ずっとずっと、だいすきだよ、と
優しく優しく抱きしめて見送りたい。
シャンパンは泡の数だけ
天使が拍手をしてくれている、と聞いたことが
ありますが
この日の梅シロップのシュワシュワも
旅立った人と、見送り抜いた彼女への
たくさんの拍手のように感じました。