以前にも記しましたが、

体に必要のないものとして見落としがちなのが

「化学調味料」

これは加工食品のほとんどに入っています。

 

レトルト食品、冷凍食品。

だけではなく、

野菜やお肉を切って炒めて混ぜるだけで出来上がるという調味料。

ビンに入った調味料などにも入っています。

 

ダシと言われるものでもよく成分表示を見ると入っています。

味付けされた醤油、つゆの素、出汁入り味噌など

あらゆる調味料に入っています。

これらには多くの油分や糖分が入っています。

美味しく感じやすくする為です。

(人が美味しく感じるのは甘味と油分なのです)

でも油分は酸化しやすい性質があります。

酸化しにくい油もありますが、コストの面から大量生産の調味料には

安価な油が使用されていることが多いと考えられます。

安価な油は時間をかけて絞ることはせず化学溶剤で溶かし出して抽出していると考えられます。

悪玉コレステロールを増やしやすく、長期保存の為に保存料を添加している事も考えられます。

 

そして、これらの商品にはミネラル分が入っていない精製された塩や砂糖を使用していて、

体内に入ると急激に吸収されます。

(ミネラルが入った塩や黒糖は緩やかな吸収になるのですが

コストが高い為に、市販の調味料の類には安価な精製されたものが使われています)

つまり、血糖値は上がりやすく、血液がドロドロになる可能性が大きいと言えるのです。

 

昨今、血糖値の問題が取りざたされていて、

何を食べるかを気にしている人も多いと思いますが

身近にある調味料までは気にしていない人が多いですよね。

 

原材料も農薬や化学肥料が入っていると考えられますし、

市販の調味料には、そういったものが入っていると考えられるのです。

 

それぞれの調味料はそんなんに頻繁に使うものではない為に使用期間が長くなります。

その前に製品として出来上がってから、移送や陳列期間を考えても

体内に入るまでと商品を使い切る期間を考えると

出来上がってから長時間が経過するという事が考えられます。

それだけ、保存料が添加していると考えるのは自然です。

 

 

 

一つ一つを頻繁には使わないにしても、

そのうちの一つは必ず毎日使っていると思います。

何にでもそれらをかけて食していれば、毎日これら(上記)の物を摂取し続けていることになります。

売っているから、ただ買っているだけと思っているかもしれませんが、

一旦体に入った物は、

あなたの大事な臓器が選別し、解毒を行うという仕事で内臓は疲弊し、

体は酸化し、血液はドロドロになり、

解毒処理でも、処理しきれなかったものは、少しずつ蓄積されていきます。

病や老化に繋がっていくのです。

 

何を体に入れていくかを選ぶことは出来ます。

その前によく知る必要があると思うのですが・・・

 

化学調味料は脳に対しての影響もはっきりとはしていません。

開発されてから数十年の事なので、長期に摂取した場合どういう事が体に起こるのか

解明するまでに至っていないのです。

 

体が異物ととらえれば肝臓で解毒されます。

だから大丈夫とも言えません。

肝臓に負担を強い肝機能にも影響することも考えられます。

解毒できなければ蓄積していくという事も考えられます。

どこで蓄積されるのでしょう、どういう弊害が起こるのでしょうか

肝臓、腎臓・・・脳に詰まったりしないといいきれるのでしょうか。

化学調味料をやめると胃のムカムカした症状がなくなる

という事はよく聞く話です。

 

味覚の上でも心配です。何かしら味付けに化学調味料の入った物を

かけて日頃から頻繁に食べていれば、

(味付け調味料にはすべて入っているのですから)何にかけても化学調味料の味。

せっかくの季節ごとの旬の物を食べても、すべて化学調味料の味。

そのままでは、化学調味料の味がすれば「美味しい」という感覚になり、

化学調味料をかけなければ味がしないという舌(味覚)になってしまいます。

 

甘味、塩味、酸味、苦味、旨味、季節によって多様な複雑な味覚を味わい

感じとる、その繊細な感覚を鈍らせる、一辺倒の化学調味料の味付けに

私達の脳は満足しているのでしょうか?

そう言った味付けは単調で不自然でいつまでも永遠に食べ続ける事が出来てしまい

(やめられない、とまらない・・・は、)どこか何か・・・満足しきれない脳があるように思えます。

 

油の話に少し戻すと

何の油なのか判断がつかないようなものではなく、

自分で選んだもので他の調味料も自分選び、

それらを混ぜ合わせて調味する方が体に安全だと言えます。

 

そもそも、油はあまりとりわけ摂取しなくてもいいと思います。

(自分で作れば量(割合)は調整できます)

 

脂肪分の分解には消化酵素を必要とし、消化酵素を作るのにも消化するにも

内臓に負担がかかります。(詳しくはまた別の機会に記します)

もちろん必要な栄養素ですが、昨今の日本人は摂取出来ていない事はないと言えます。

むしろ摂り過ぎる傾向にあると言えます。

極端な食事制限をしていない限り・・・(それはそれで根本的に食を見直した方がいいと思います。

他の栄養素も不足しているはずですから)

 

大豆にも、魚にも、肉、卵、牛乳にも脂肪分は含まれ、脂肪分を含む野菜もありますしゴマにも含まれます。

それらを普通に調理すれば油脂分が不足することはありません。

それでも肌がカサカサから油分がとれていないと思うのであれば

油分の摂取が足りないのではなく、栄養が不足していると言えます。

(食べている量の不足ではなくて、本当に体が必要としている栄養素を含むものの摂取が足りていないという事です

栄養素が角質迄届いていないのです不必要なものの摂取過多や肝臓機能の低下があるかもしれません

睡眠不足もあるかもしれません。思い当たる方は見直しが必要かもしれませんね)

 

現代の日本でなら、できるだけ油脂は摂らないようにするくらいが丁度いいと言えます。

(魚の油(αリノレン酸)は足りていないのようなので、積極的に摂りましょう。)

 

・・・・・

でも、そうなると、何で味付けをすればいいの?と思いますよね。

うまみを出すには油分や化学調味料に頼らなくても大丈夫なのです。

 

調味料は古来よりある、(ミネラルを含む)塩、(ミネラルを含む)黒糖、味噌、醤油、お酢

これらとダシとなるものを合わせて味を決めます。

出汁は食材から得るのが安全といえます。

昆布、鰹節、いりこ、干ししいたけなどの他にも、

ゴボウやゴマ、きのこ類、トマトも豊富にいいダシが出ます。

その他の野菜からもダシが出ます。

 

もちろん徹底的にこれのみの生活だと続かないと思いますが

長い目で見てこれらに移行していくと体も変化し味覚も変化します。

 

市販の物をそのままかけるだけよりも手間はかかります、

「めんどくさいと」と思わずに、

大事な自分の身体に手間をかけるだけのことはあります。

めんどくさがって、作ったものを食べていれば、

めんどくさい体が出来てしまうのです。

(病気になれば、通院に時間がかかり、治療費もかかり、辛い思いもします。

薬、薬で内臓は更に疲弊し、病気の連鎖が始まります。

食事制限に、運動と・・・めんどくさい事になってしまうのです)

 

しっかり手間ひまかけられて作られたものを食べていれば

手間ひまかけられたしっかりした体が作られるのです。

 

余分なものはあちこちで詰り、病の元になってしまいます。

体に必要のないものは、極力は体に取入れないほうがいいと言えます。

食べたもの、一度口に入れたものは、

必ずあなたの大事な内臓を通過します。

ただ素通りはしません、消化、代謝され、血となり肉となりあなたを形作ります。

他にも余分なものがすべてキレイに腸を通って排泄されるとは限らないのです。

蓄積されるものもあるのです。

年齢を重ね、40代になれば、内臓は衰えてきます。

消化代謝で体に負担をかけているので、余分なものを解毒排泄している暇はないのです。

段々と内臓を手助けすることが必要になるのです。

忘れないで下さい。あなたの体は、あなたが何を食べるかで大きくかわってくるのです。

 

 

 

それでもやはり、「ダシをとるなんて難しそう」

「そう時間は掛けられない」「味付けが物足りなくなりそう」

という事もあるかと思います。

でも、味覚は一週間で変化します。

それに自分で作るものは愛着がわくので結構食べれたりもします。

 

 子供が畑を手伝うと野菜に興味を持ったり、

 愛着がわいて野菜嫌いな子も食べられるようになったりします。

 

それと同じで「自分で作ってみて食べてみる」

というのが一番なのではと思います。

そう言った事で、

今迄に色々と時間をかけ試行錯誤を重ねて来ました。

続けられなければ意味がないので

 

なるべく簡単に、しっかり栄養が摂れる、そして「体にいい」という事が条件で。

 

調べたり、実際に作ってみたもので

簡単に(大丈夫なところは端折って)改良してみたり・・・

そうしたことを提案したいと思っています。

 

いくら体にいい事でもあまりに時間が掛かれば、くたびれてしまい

続かないし、やる気にもなりませんよね。

 

できるだけ簡単な方法で紹介しますのでtryしてみて下さい。

思っているよりも簡単にできるという事もありますよ♪

 

今後ひとつづつ記していきますね♪

体のメカニズムも同時に記します。