少し間があきましたが、前回の記事で書き残した目の症状についてです。
最近から読む場合はこちらからどうぞ
目に症状は少し遅れてでることがあるらしく、私の場合症状があらわれたのは、バセドウ病になってから半年程たった頃で、当時は妊娠中でした。
症状としては、PCやスマホ画面の文字が読みにくくなる、というもので、文字が微妙にぼやけて、ピントが合わないというような感じでした。
こうなると仕事はやりにくいしで、結構なストレスでした
バセドウ病はコントロールできていたので、最初はバセドウ病の影響とは思わず、眼科に行ったのですが、いまいち原因が分からないままで、このまま治らなかったらどうしようと不安が募っていました
そんなある日、ふと自分の顔をみると、左右で目の開き方が異なることに気づきました
正直これは結構ショックでした
気になり色々検索してみると、バセドウ病による症状の可能性があると分かり、再度その旨を近所の眼科に伝えると、バセドウ病専門の眼科にかかるよう言われました。
そこでみてもらったところ、バセドウ病により、片目のまぶたに炎症がおき、それによりまぶたが引き上がり、目の開きに左右差が出ている可能性が高いとのこと。
ちなみに炎症の有無については、本来ならMRIをうけて確認するらしいのですが、妊娠中だったため受けませんでした。
そして、目の不調については、まぶたが引き上がった事で、寝てる時などもまぶたが閉じきらずにドライアイになっているのではということでした。
実際ドライアイの目薬を使ったら、症状は緩和したように感じました。
引き上がったまぶたの治療法としては、まぶたにステロイド注射をして、炎症を抑える治療になるそうなのですが、私はこの治療は受けませんでした。
眼科の方では、妊婦でも注射を受ける人もいるし、受けない人もいるとの事でしたが、出産予定の病院にステロイドの注射をしても大丈夫か念の為聞いたことろ、あまり例がなく、治療として必要なら受けてもいいが、絶対に大丈夫と言えるものではないと言われ
バセドウ病の方の担当医にも聞いてみたところ、妊娠中にそういう治療はしない人が多いと言われ、かなり迷ったあげく、注射は辞めておこうと決断した次第です。
ただ、決断するまでは、かなり悩みました。
そもそも、この症状は見た目的にもかなりショックだし、ドライアイの目薬を使えば緩和するとは言え、目の症状は日常的にも支障があったので
もしまぶたがこのまま治らなかったら、ずっとドライアイに苦しむことがあるのかと思うと、怖かったです。
ちなみに、ステロイドの注射は、炎症が起きてから早めに打った方がいいそうです。
というのも、炎症が起きてから時間が経ってしまった場合、引あがったまぶたがそのままの状態で固まってしまう可能性もあり、そうなると注射のききも悪くなるとのことでした。
その一方で、炎症がおさまると、まぶたの引きあがりも自然に治るケースもあるとのことでした。
私の場合、現在はまだ左右差があるものの、以前よりは気にならない程度になり、目の症状についても、以前感じた症状は出ていないです。
ステロイド注射については、授乳中は問題無いということだったので、出産後に治療を始めようと思っていたのですが、以前ほど症状が気にならないことと、病院まで遠く、しかも結構待ち時間が長いこともあり、もう行かなくても大丈夫かな?という気持ちになりつつあります。
もし、また症状が酷くなったら病院に再度行こうかなと考えているのですが、願わくばこのまま治ってくれればとても嬉しいです。
そんな感じで、私がバセドウ病になってから現在に至るまでの内容はここまでになります。
今現在もバセドウ病は治療中で、定期的に病院に行って血液検査をして、プロパジールを飲んでいます。
私はバセドウ病になって、人生が変わったように思います。
というのも、これまでの生き方と、これからの生き方についてすごく考えるようになったためです。
健康の大切さは勿論のこと、当たり前ですが、時間が有限であることを痛感しました。
そして、最近も、バセドウ病になる前のことを振り返り、どうして病気になるまで自分を追い詰めて働いてしまったのか、そして恐らくその根本にあったかもしれない、自己肯定感の低さについても気付かされました。
今はありのままの自分を受け入れようとしています
このことについても、またどこかで書くかもしれません。
今後のバセドウ病の経過については、また進展があった時に記事に出来ればと思います