ナガノの手がける『ちいかわ』には、モモンガというキャラクターが登場する。
今回は、私が『ちいかわ』の中で最も好きなモモンガの紹介と、モモンガが匂わす闇について自分の見解を述べる。

​異端なモモンガ


ふわふわのしっぽとぱちくりなお目目。ちいかわワールドの中でもビジュアル担当とされるほど愛くるしい見た目のモモンガ。しかし、温厚な性格の多いちいかわ族の中で1匹異質なほど自己中心的で無神経、乱暴者な性格をしている。
まずは、以下の漫画を読んでもらいたい。






温厚なちいかわ族の中で、悪い言葉遣いで喋り偉そうな態度のモモンガはとても異端だ。

そんなモモンガはちいかわファンの中ででかつよ族と中身が入れ替わったのではないかと噂されている。
そもそもでかつよとは、「でかつよ(なんかでかくてつよいやつ)」のことであり、「ちいかわ(なんかちいさくてかわいいやつ)」とは比べ物にならないほど恐ろしく凶暴、可愛くない見た目をしている化け物のことである。しかしその代わり飛び抜けた身体能力と体力を持っており、ちいかわ族を脅かす存在でもある。
モモンガの正体は元でかつよ族であり、今のモモンガの体を奪ってちいかわになったのだと私は考える。

​四つの根拠


①初登場の時の「ついにやったゾ!」「思いっっきりかわいこぶってやる…!」というセリフ。
ついにやっと体を手に入れることができた、でかつよでブスな人生ライフだった分、この体では思いっきりかわいこぶってやる!という意味だったとわかる。その前にでてくる「…で…も…に…」とは、「これで、俺も、ちいかわに…」だと考える。
②でかつよの「返せ!」というセリフ。
これは文字通り奪われた体を返せ!という意味だったのだろう。
③ちいかわ族の中で異質なほどの自己中心的な性格をしている。乱暴な言葉遣いで流暢に話す。
④ちいかわ族に優しい鎧さんたちがモモンガにだけ冷たい。
以上のことから、モモンガとでかつよは体が入れ替わってしまったのだと考察できる。
ではどうやって入れ替わってしまったのか。それには、ちいかわ【なんとかバニア編】で登場した魔女の存在が大きく関わっていると言える。
魔女がこぼした、「なりたいやつが…いるんじゃ…そういう…風に…」という言葉。前々回の考察では魔女はちいかわ族の体(中身のない空の体)を狙い、売買していると話した。
おそらくモモンガは、上記のような魔女からモモンガの体を奪ったのではないだろうか。

​感想


今後、モモンガとでかつよはどうなっていくのだろうか。モモンガは人気キャラではあるものの、モモンガになった経緯からでかつよを可哀想だという意見が多くあり、モモンガ推し以外の層からはことごとく嫌われている。しかし、私はモモンガの魅力は愛くるしい見た目とは裏腹に乱暴な性格が生み出すギャップだと思うので、このまま入れ替わりが続いてほしい。ぶりっこして可愛いと思われたいモモンガだが、中身の乱暴な性格では、一生ハチワレやちいかわのような本物の「かわいい」にはなれない。そんな不憫さがモモンガの魅力だと考える。