メタルマクベスdisc2が終わった…! | mimizunekoまだ見ぬ世界へ

mimizunekoまだ見ぬ世界へ

2012年初夏に嵐の大野くんに溺れて新たな扉を開いた数年後、林翔太くんにさらなる深淵に誘われDiveしまして、いま宇宙Sixの原嘉孝くんを愛でております。

メタルマクベス…

綺麗は汚い、汚いは綺麗…ただし、俺以外!!

もうねえ、このひとつのセリフから始まる全ての音楽とセリフ、大好きになってしまって。

本当に楽しい舞台だった…。

一定期間に、キャストを変えて3回同じ演目を連続して上演するという、珍しい舞台。

愛と信頼で結ばれた熟年夫婦の一世一代の賭けみたいって言われてたdisc1。
わたしはライブビューイングで一度だけ。生で見なかったのは悔やまれるなあ。

今回のdisc2のマクベス夫妻は、野心と勢いに満ちていて、でも未熟で繊細で…若さゆえの危うさが招いた破滅…ざっくり言うとそんな感じ。
(私はそこに間違いなく愛があったと思うんだけど、依存とか保身とか狡さもあって…って長くなるからやめよう…)

同じ演目でなのにこんなにも違うものになるなんて…!

メタルロックに馴染みがあったわけでもないし、主演の松也さんも櫻子ちゃんも、顔と名前は知ってるけど…レベルから、舞台に立つ方として尊敬するようになったし、名前を聞くだけでワクワクするくらい大好きになった。

それは王専属シンガー徳ちゃんにも言えることで。
徳ちゃんこと徳永ゆうきくんは、愛すべきキャラの若き演歌歌手なんだけど、まあ声が心地よくて。

メタルも演歌も、音楽って素晴らしいなあって…笑

生バンド、最高だったなあー!


…でね!


原嘉孝という男ですよ。

もうねえ。光り輝いてた。

びっくりした。

まるで、ひとつの新しい星が誕生する瞬間を見てるみたいに、ばあーーーーーっ!!って眩しい光を発してたよ。(※宗教ではありません)

こんな風に、一人の若者の肉体と魂と生命ってキラキラ輝くんだなあって、ただただ見てた。

「disc2のレスポールJr.という役柄も、原嘉孝さん本人も、光が強すぎて周りに影を落とすくらいの光の子だ」って感想を書いてらっしゃる方がいたけど、それもわかるなあ。

でも、もちろん本人はそんな恐ろしげな強いだけの人間ではなく、中間子らしく周りをよく見てて、意外なくらい落ち着いたトーンで話すことも多い、実は繊細で真面目な男の子なんだけど、メタルマクベスの舞台上の彼は、とにかく強く輝いてた。

このお仕事をオーディションで掴み取ったよしくんも、この舞台を観に行くことが叶ったファンも、すごくすごく幸せものだったと思う。


メタルマクベス3作のなかで、明らかに異色な、突然変異的なdiscとして、愛すべきdisc2を作り上げた演者の皆さん。
 
disc2を愛して通った、劇団☆新感線・歌舞伎・ジャニ・女性シンガー・ヘビメタ…各ジャンルのおたくの皆さん。


楽しかったねーーーーーー!!


舞台ってこんなにこんなに素晴らしいんだっけ。って改めて。


劇団☆新感線てすごいねーーー。面白いねええ。


いのうえさん尊敬。


シェイクスピアやっぱりやっぱりすごい。


クドカンさん天才。


こんなアホみたいな感想だけど、とにかく楽しくて、いろんな感情を呼び覚まされて、観終わると満足しかない舞台でした。


深い考察は観劇のベテランさんやシェイクスピアの研究してる方に聞いてみないとわかんないことたくさんあるから…放棄。