名前だけ聞くと、どこかの地域のお祭りで使われる道具か何かかと思ってしまいますが、じつはこれ観賞用植物の名前なんです。
ミニトマトくらいの大きさで、スイカのような白い模様が入っています。
「島」というだけあって、沖縄原産の植物で、別名「オキナワスズメウリ」と呼ぶのだそうです。
最初はもちろん葉っぱしかありません。それがとてもゴーヤの葉っぱにそっくりなので、てっきりゴーヤだとばかり思っていたら、夏場のゴーヤの季節には実がつかず、秋に入った近頃になって、小さな丸い実がついていたというわけです。
最初は緑の実に白い縞模様ですが、熟すと真っ赤な実に白い縞模様になります。
ゴーヤ好きにとっては、ちょこっとガッカリだったかもしれませんが、かわいらしい真っ赤な姿を見るとそれもいいかなと思えてきます。
節電が叫ばれる昨今、ゴーヤは苦手だけど、グリーンカーテンには興味がある、という人は、来年この島風船を植えて見られてはいかがでしょうか?