◇◆お祝いのラーメンに…◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2年ぶりに春を感じたある日、気が進まないながらも内申書を発
行してくれた担任の先生のもとを訪ねました。

3年生の冬、ちょうどクリスマスイブの日に三者面談で

「偏差値3○では、1年浪人しても大学と名のつくところに行
けるかどうか…。それより、この空前の好景気が続いている間に
就職した方が得策ではないのか?」

と、進学は諦めろと言いかけていた担任が一転

「前田なら、成果を出すと思っていた。大成功者で、私も嬉し
い。」etc

と意味不明の言葉を連発し、現役合格した1つ下の後輩と現役で
既に大学生の親友と三人と一緒に(高校の)学食のラーメンを
お祝いに、と御馳走してくださいました。

余談中の余談ですが、(そういう味覚を持っていたのは私だけら
しいのですが)当時からこのラーメンにはナゼか「ウスターソー
ス」との相性が良かったのです。在学時を思いだして、ツゥ―ッ
と入れてみたとこと、その担任が

「家で勉強していていた奴は、やっぱり変わっているなぁ(苦笑)。」

と遂に“本音”をもらしました。

いまでも後輩からは

「前田さんの挑発的なウスターソース」

と言われています。