実家の母は面白い。

優しくて面白くて超~いい人。

 

 

 

パン教室に通っているくせにレシピは貰ってこないし、一次発酵までは先生に頼むし、先生が作ったパンをみんなで山分けにしてもらってくるクラス。

なんじゃそりゃ(笑)

 

 

そんな母に先月末

 

 

 

 

 

ミュルティコで編んだドミノのベストを贈ったんです。

誕生日だったし、色も好きそうだし。と思って。

 

 

母はとっても喜んでくれて、すぐに着用した画像も送ってきてくれたんですけど・・・

 

 

 

 

 

 

パン教室の先生がベストを凄く気に入って褒めてくれて、いいな~って言われたからあげちゃった。って。

 

 

 

 

えっ、なんて?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あげちゃった」

 

 

 

 

 

 

 

 

マジですか・・・。

びっくり。

 

 

ニンゲンってびっくりし過ぎると声が出なくなるもんなんですね(笑)

母の為に一生懸命編んだ手編みなのに、人にあげちゃうって。

どーなのよ~

 

 

 

で、

 

 

 

 

「お母さんも着たいからもう一枚編んでちょうだい」

 

 

 

 

 

 

 

マジですか・・・。

 

 

 

 

編物をやったことがない人はすぐに出来上がると思っている節がある。と私は思うんですよね~

あげちゃうってさ。もう笑うしかない(笑)

 

 

まぁでも母があげたかったんだろうからね。

うん、そういう運命だったんだよ(笑)

 

 

 

 

で、今同じ毛糸で同じベスト2着目を編んでいます。

使用していたミュルティコは廃盤色でもう追加はできない。

あと3玉くらいはどーしても必要なので、仕方ないミュルティコ現行色の中から似た色目を選んで、身頃の下のほうで1:2の割合で新しい糸を混ぜて編むことにしました。

 

 

母からは

 

 

 

 

 

 

 

「早く編んでね、正月には着たいから」

 

 

 

 

と言われました。

酷い。

 

 

 

 

 

 

 

今日、パン教室の先生がベストを着ている画像が届きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

お腹周りがギリギリ感漂っているのですが、本人曰く

 

 

 

 

「私の為に編んだとしか思えないほどピッタリです」

と。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうですか。

気に入って頂けたのならばよかったです。

 

 

 

よし、2枚目はあともう一息。