最近母の面白い行動の話が多いのですが・・・


今回もまた母の話ですっ。




餃子って底がありますよね。

底がパリッ、カリッと焼けていて羽根がついていて、噛むとジューシーな餃子って最高ですよね。



ここ数年、実家の餃子には底がありません。





母が作ると具を包むというより、具を挟んだっぽい。


当然焼く時にフライパンに並べても底が無いから片面がカリッとなるわけです。

イメージは・・・倒れた後のドミノ。

食べる時にくっついた餃子同士を離そうとすると皮が破けます・・・



そんな餃子が夕食に出てきても父は何もいいません。

時々実家で夕食を食べる妹も何も言いません。

『お母さんなりに頑張っているんだから』だそうです。




私が実家に住んでいた数年前はどんな餃子だったかな?と思いだしてみようとしたけど思い出せませんでした。

去年の秋に、母の平面餃子が夕食で出てきた時に、おかしいよって言って、その時に一緒に包んで餃子の包みかたを教えたんだけどなぁ~








『あぁ、確かに秋におねえちゃん(←私)に包みかた聞いた気がするけど・・・・・忘れた(笑)』


あっさりと忘れた発言。





今回の帰省でもう一度一緒に餃子を包む約束をしていました。


『教えるからっておねえちゃんは上から目線なんだよね~』と言いながら支度をする母。


『たかが餃子じゃん。お母さんのはちょっと他の人のより1つ1つが寝ているだけだもん』という母。




皮にあんを乗せて、皮の端に水をつけて皮を合わせて閉じていきます。普通~の包みかたです。



『えっ、おねぇちゃんが包むと底がある~。じゃぁさ、全部やってよ』



私が全部包んだら、母の練習にはならないでしよ・・・。



ぐだぐだ言いながら母も包む練習。






『出来るじゃ~ん。お母さん出来るよ。もう大丈夫』

自分で自分を褒める母。




よかったね。





父と母と私の三人の夕食。

底がある餃子をカリッとパリッと焼いて焼き餃子を食べました。


父は何も言いません。

母がしつこく

『今日のはどう??どう??』と聞くと

『うん、美味しい』と一言。

『もっと褒めてよ~』と父に褒めを要求する母。




『そうだ、焼いてUちゃん(私の妹)にも届けよう』

そう言って餃子を焼き始めた母。


タイミングよく妹から電話がかかってきたので、母が

『美味しい餃子あるけど食べる??』と聞いた。



電話の向こうの妹は・・・


『今日はいらない』




あっさり断っていた(笑)



その後妹の為に焼いた餃子は・・・





母が夜食で食べていました(笑)




とりあえずしばらくの間は実家の餃子に底が出来ました。



母が忘れない限り音譜