帰省して迎えにきてくれた母と実家に到着したら・・・
リビングにも、和室にも、私の部屋にもお菓子がおいてありました。
テーブルの上とかではなくて、絨毯の上にポツンとカールが置かれてあります。
明らかに妹の仕業です。
ダイエット中の私がおやつを見つけてパクつくのを想像して、家のあちこちに置いておいたのです。
前回もやられたので、もうバレバレです。
ったく・・・飽きずに凝りずによくやるよ・・・と思いながら、自分の部屋のカールを持ってリビングに行くと・・・
バーベキュー味のスナックを食べている母がいました。
『おねぇちゃん(←私のことです)買ってきたの?』
『お母さんはバーベキュー味とかより普通のポテトチップスのほうがいいわ』
とか言っています・・・
『前回私が帰省した時もUちゃんが同じことしてたでしょ。これは私が食いつくと思ってわざと置いたお菓子だよ。お母さんが食べてどーすんのよ・・・』
『えぇ~そうなの。お土産かと思った(笑)』
なんで久々に帰省する娘のお土産がスナック菓子なんだよ・・・
そして、妹のトラップに違った意味でひっかかっているし・・・
とりあえず妹には私はひっかからなかったけど、何故か事情を知らない母がスナック菓子を食べていたことを伝えました。
『なんでお母さんが食べたの??』という返信メールがきました(笑)
そして、テンション高い母が私に見せたものは・・・
カラカラに干からびた鯖。
干からび過ぎて反りかえっている鯖
ベランダに干してある鯖でした(笑)
私 『これ何??』
母 『鯖。びっくりした?』
私 『びっくりしたけど・・・どうしたの??』
母 『これはねぇ~』
『3月くらいに買って冷蔵庫に入れたまますっかり忘れていた鯖
を捨てるのが可愛そうでとりあえず干したの』
『で、お姉ちゃんが帰ってきた時に自分で捌いたって嘘ついて
見せびらかそうと思って』
私 『お母さんが捌いたんじゃないの?』
母 『捌いてある鯖を買っただけ』
私 『あ、そうなんだ・・・』
自分で捌いたわけでもなく、冷蔵庫に入れたまま忘れていた鯖。
捨てないといけないけどとりあえず干す。
干し始めたらどんどん干からびて反りかえってきたからおねぇちゃんに見せたかった。そうです。
なぜ??
その夜に妹から「もうおねぇちゃんに見せたんだから捨てなよ」と言われていました。
素直に「はい」と言うのかとおもいきや、母は
『あ~、残念。今日ゴミの日だったから、次は明後日だわ。明後日まで干しておくしかない』と言っていました。
よく解らない・・・
数日後のゴミの日の朝。
ベランダに紐でつるしていた鯖を取ってぶんぶん振り回していた母。
父にも捨てなさいと言われていました。
その通り。
何故か残念そうな母でした。
帰省初日から飛ばしている母でした(笑)