(楽しい話ではないので、読みたくないなと思われる方はここからは読まないでください。)
6年前の今日、実家で飼っていた犬の竜太が亡くなりました。
中学の時から一緒だった竜太は柴犬の雑種でしたが、柴犬の面影はあまりなく、ふわふわした毛の子でした。
6年前の年末に地元から東京へ転勤が決まった私。
本当は転勤なんて嫌だったのでウィークリーマンションに住んで2カ月くらい引き継ぎをして退職の予定でした。
東京に行く時、既に元気のなかった竜太は16歳という犬としては高齢だったので、目が見えにくくなってきていたし、足も弱ってきていました。
でもごはんはモリモリ食べているし、まだまだ長生きしてくれると思っていました。
東京で仕事がバタバタ。生活もバタバタ。
そんな時に実家の母から「竜太の調子があまり良くないから一回帰ってきたら」と連絡があり、会社の休みを利用して帰省しました。
竜太はあまり動けなかったけど、ごはんを食べ、お薬も飲み、いびきをかいて寝ていました。
新築したての実家の玄関は竜太の部屋になりました。
父はいい顔しないかなぁ~と思いましたが、父は何も言わずに勝手口から出入りをして竜太が玄関にいることについて何も言いませんでした。(うちの父を知っている人は皆びっくりしました…)
ごはんを食べている竜太に会えてホッとして、「ゴールデンウィークにまた帰ってくるからね」と竜太と約束をして4月10日に東京に戻りました。
翌日4月11日、お昼休みの時に実家に竜太の様子を聞くために電話をかけました。
泣き声の母が出て
「お姉ちゃんに言ってもいいかな?」と後ろに居る妹に確認をした後に
「今朝、竜太は眠るように亡くなったよ。本当に寝ているみたいだったよ」と話してくれました。
ボロボロ涙があふれて、私の近くにいた会社の人がみなさんびっくりしました。(仕事では絶対泣かない私だったので、泣いているのにびっくりしたと思います)
昨日会ったばっかりで、私の手からもごはんを食べていたのに・・・
とても悲しかったです。
悲しいというより信じられなかったです。
「お姉ちゃんにも会ったし、これで家族みんなに会ったから安心したんだよ」と言いながらまた母が泣いていました。
妹も普段は泣くような子ではないので、妹の旦那さんもどうしたらいいかわからなかったと今でも言います。
私は今日は実家に帰れないので、自宅からお祈りをします。
母と妹はお墓参りに行きました。
もう6年も経ったんだなぁと。
今でも実家に帰ると家族と竜太の想い出話を沢山します。
想い出が沢山あります。
私は1月に帰省して以来実家に帰省にしていないので、今度帰省した時にはお墓に行って、1月からの出来ごとを話してきたいと思います。