(少し加筆して単独記事にしました)
ゆづとハビのライバル関係について~
国別が始まる前は手術の糸が残っている、再手術が必要かもと報道され…
とりあえず今回は悔しさを晴らすことができればそれでいいと思ってました。
でも蓋をあければ悔しさを晴らすどころか記憶に残る名演技、さいごは4Loを決めて最高の笑顔で終わるという結果に^ ^
ゆづの完璧すぎるほどのパリ散♡♡
その秘密がこのエキシ後のインタビュー動画に?
とりあえずハビへのメラメラがすごい^^;
動画がiPhoneからだとうまく貼れないのでリンクで
テレビ朝日 4/19 羽生結弦 インタビュー
コメント書き起こし↓
「いや、もう出し尽くしました。でもあの、これまでの演技を振り返ってみて、ノーミスがエキシビかと。エキシビがノーミスなのかと。思ったらちょっと悔しいですね。
完全にあれはもう、ハビエル選手もショートプログラムをかけて、フルのものをやっていたので負けたくないなと。今度はここでは勝ちたいな、と若干意地を張っていました。」
…ゆづらしいお言葉^^;
“エキシでもハビには負けたくなかった”
これを聞いて思ったこと。
GPFのあとハビがゆづのこと聞かれ、毎回答えてたフレーズがありまして。
“Es un patinador muy completo.”
彼はほんとに完璧なスケーターなんだ。
“Hay que trabajar mucho más para batirle.”
彼に勝つにはすごく練習しなければならない。
GPFはぶっちぎりの強さでゆづが優勝したんでハビがこう答えるのは当然…
でもどこかで彼特有の謙遜もあるのかな?と思ってました。
でも今回の国別で改めてハビが心からそう思っているんだろうな、ゆづをいつも間近で見てて十分すぎるほど分かってるんだろうな、と感じました。
ゆづのケタ違いの強さ。
手術からまだ4ヶ月もたってない。
ワールド後も糸の問題で再手術が必要とも言われていたのに。
腰痛、衝突、手術、捻挫…
度重なる試練が襲っても試合にずっと出続けて。
最後はあのすごいファントムにあのパリ散!
高難度の技術に加え強く折れない心。
ワールドについても聞かれるたびに表彰台が目標と言い続けてたけど、結局優勝はハビ。
でも優勝してからもずっとこんな感じ。
"Es increíble y no sé si sucederá otra vez".
ほんとに信じられない。
もう二度とこんな事はないかもしれない。
"No creía que sería capaz de derrotar al campeón olímpico".
オリンピックチャンピオンを破れるなんて思いもしなかった。
ゆづには僕のなかでは君がチャンピオン、とまで言ってて。
反面、ゆづからはハビを祝福しながらも、ハビに負けたくない!というのがすごく伝わってきて。
ゆづのこのけた外れの負けず嫌い、気持ちの強さ。
これが彼の王者たる所以とつくづく実感。
そして悔しさが次のさらなる高みへ彼をもたらす。
ワールド試合後に23回?悔しいと言い続け、この悔しさは国別で晴らす、と。
そしてその通りになりました。
至高のファントム、至高のパリ散の陰にはハビへ負けた悔しさ、負けたくないという気持ち。
ハビの存在がゆづの国別の至高の演技を生み出す一つのきっかけに…
そしてエキシの最後。
ハビの前で4Loを決めました。
ハビの心に去来したのはどんな思いだったのか。
“やっぱゆづには勝てない”
“いや自分もやるから”
………
本人にしか分からないことですね^^
ハビはワールド後、ゆづとはこれからも出来る限り長く一緒に練習していきたい、お互いそれがベストだからと語りました。
そういえばエスポサ発言もありましたけど^^;
でもここでハビは大事な事を言ってました。
“五輪王者の彼を見てるだけで学べる、大きな試合で勝つにはどうすればいいか考える助けになっている”と。
ワールドでついにハビは王者へ登りつめました。
もちろんオーサーたちコーチ陣の力と本人の努力が大きいのは間違いありません。
でもその陰にはゆづの存在もあったかと。
彼自身がゆづと一緒に練習する事を選択し、その切磋琢磨の結果得られた栄光と言えるかもしれません。
そして試合後は2度とない事だと謙遜していたけど、最新のインタでは王者として自覚を持った発言もちらほら…
2人が一緒にいる事による相乗効果。
このライバル関係なら2人ともさらなる高みを目指せる期待感^ ^
2人の来シーズンはいったいどうなるかな。
最後かっこいいハビ☺︎
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※写真はnews.com、ニュースサイトより感謝してお借りしています。