2021年7月10日(土)
急に暑くなり外を歩くのがキツイ日々ですが、何とか今月のお稽古も無事に終わりました。
この日のお軸はこちら↓
古今和歌集の紀貫之の歌と月の絵が描かれています。
草書で達筆過ぎて読めませんが、現代の漢字と平仮名になおすと…
夏の夜の 臥(ふ)すかとすれば ほととぎす
鳴くひとこゑに 明くるしののめ
古今和歌集 紀貫之
[現代語訳]
夏の夜 ちょっと横になってまどろんだかと思うと ホトトギスが
鳴くひと声で 夜が明ける
古今和歌集 紀貫之
[ひとこと解説]
夏の短い夜を詠っています。
空がホトトギスの声によって目覚める、と空を擬人化しているようにも解釈できそうです。
お花は紫陽花と水引草でした。
濃茶のお点前は長緒。
古瀬戸の中海で、お仕覆は宝尽くし。
薄茶は夏なので茶箱。
何種類かありますが、雪をやりました。
鎌倉彫の茶箱が素敵
他の方は唐物のお点前をしていたので、こちらのお茶入れもパチリ。
松平家伝来の岩城文琳でした。
お稽古の後に歯医者の予定だったので、ランチは成城石井の冷製パスタで簡単に済ませました
2021年7月17日(土)
待合の短冊も竹が描かれていて涼しげ🎋
お軸は同じ。
お花は木槿と水引草でした。
主菓子は清閑院製の風鈴🎐
味も模様によって違うみたいで、私は朝顔にしましたが葡萄味で美味しい🍇
濃茶は四ヶ伝の和巾でした。
薄茶はまたまた茶箱で、今回は月のお稽古。
茶巾と茶筅がまだ入っていませんが、仕込む道具が多いのでなかなか大変です
お菓子は老松の柑橘の輪切りの砂糖漬けが珍しかったです。
お昼は崎陽軒の中華弁当にしましたが、おかずの種類が多くてなかなかgood
本当は3週目に台子のお稽古があるのですが、貧血が悪化していて、先生のお宅までの15分、炎天下を歩くと倒れそうになるのでお休みする事にしました。
急に暑くなって身体が追いつかない感じです
皆様もどうぞご自愛下さい🙏