2021年4月10日(土)
茶道のお稽古も緊急事態宣言中はお休みでしたが、やっと4月から再開になりました🍵
待合の短冊は「一声」
本当は5月頃、ウグイスやホトトギスなどが鳴き始める頃に掛かるそうです。
お茶室の掛け軸は「柳緑花紅」
調べてみると読みは「りゅうりょくかこう」
少し難しい言葉ですが、「やなぎはみどり、はなはくれない」とも読み、
11世紀の中国の詩人・蘇軾(そしょく)の詩からの引用です。
物事が自然のままに、人の手を加えられていないことのたとえで、
柳は緑色をなすように、花は紅色に咲くように、
この世のものは種々様々に異なっており、
それぞれに自然の理が備わっている、という意味です。
全てのものを客観的に捉え、ありのままを受け入れようという、
詩的でありながら、非常に哲学的でもあり、
たった四文字ですが含蓄のある、心に深く感じる言葉だと思います。
お花は鳴子蘭と小手毬
掛け花入れは織部です。
お菓子は 鼓月製 つみつみ
お点前は大津袋と茶碗荘のお薄でした。
茶碗荘で使ったお棗↓
認得斎好み 折だめ柳棗 宗廣作
こちらは3月くらいに使うお棗↓
栗生地の中棗 さわらび 宗貴作
この日のお稽古は3ヶ月ぶりで久しぶりに正座したせいか、翌日に筋肉痛に襲われました
18日(日)
土曜日に友人のお誕生会の予定だったので、日曜日にお稽古へ(お誕生会は結局、キャンセルに)
お軸は先週と同じ。
お花は小手毬と黄色いお花(名前をど忘れ)
花入れは備前。
お点前は入子点と唐物でした。
入子点で押青楓の銀箔のお棗を使いました。
唐物のお茶入れは撮り忘れましたが
岩崎家蔵つくもなす
お仕覆は梅花波状紋でした。
主菓子は茶々みどり、清閑院製。棹物は竹風堂の栗羊羹、水菓子は苺でした。
お稽古は10時からで12時過ぎには終わるので、崎陽軒でおべんとう初夏を購入。
ご飯の量もちょうど良くて気に入っています
昨日の夜は4ヶ月ぶりに月1のワイン教室も再開しました
今月から色々な習い事が再開出来て嬉しいです