満月と男の子と  (追記あります。) | ののはなウサミblog

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あわいあわい記憶のおはなし.*

 

 

6月だね♪今日はお話シリーズ。ちょっと長めになっちゃった.*

 

 

✴︎

 

 

陽気なお婆さまは、ここ数日ちょっと弱気なお婆さまに。

 

88歳になるお婆さま

 

毎朝早起きして、公園をお散歩。

よく食べ、よく笑い、お出かけも大好きね。

 

 

「頑張らなくていいから、穏やかに暮らすこと」

 

お婆ちゃんが話していた言葉.*

 

 

季節の変わり目、ちょっと風邪をひいて落ち込んでいたけれど

たくさんお出かけしようね♪って。お婆ちゃんもお出かけしたい!って前向きに.*

 

 

気持ちが軽くなるように、と

部屋中をピンク色の空気にするイメージをした。

 

 

お婆ちゃんは眠る前いつも、

 

 

靴さんありがとう

 

冷蔵庫さんありがとう

 

お風呂さんありがとう

 

..

 

 

今日お世話になった一つ一つにありがとうしています。

どうして?って聞いたらね

 

 

いつさよならになってもいいように。

 

 

そんなふうに話していた。

 

 

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私は、満月の日の夜

お婆ちゃんのお家前の公園へ、一人お散歩

 

夜はわんちゃんのお散歩をしている人くらいで、とても静かな公園。

 

 

公園の真ん中あたりで空を眺めていた時

遠くからキックボード?に乗った、男の子。

 

私をめがけて一直線に..!

 

 

男の子「何してるの?」

 

おとめ座【今日ね、満月なんだよ〜。お月様見に来たの。】【満月知ってる?】

 

 

「うん。たぶんあっちのほうだよ!」「一緒に遊ぼう!」

 

 

とってもびっくりしたけれど【いいよ♪】

 

 

 

 

 

後からその子の、お婆ちゃん?も。

お婆ちゃんは中国語でご挨拶

 

私もとっさに中国語で自己紹介。笑

 

むかしね、台湾出身の子と中国出身のお友達に自分の名前の発音を教わった事があったの。

いまその経験が役に立ったよ〜ありがとう〜って心の中でその子に叫んだ。笑

 

 

 

男の子のお婆ちゃんは一人お散歩へ

 

男の子と私は鬼ごっこをして、砂場でお山づくり。

 

 

この公園は私も小さい頃よく遊んだ公園

 

 

その頃と同じ遊びを今している。笑

遊びながら、この状況に癒されつつも、でもどこか可笑しく笑っている私。

 

 

お砂場遊びをしながら、たくさんお話して小学何年生とか、クラスで駆け足が速いことや、新幹線でどこに旅行に行ったとか。この時間によくお散歩するとか..

男の子はいろんな事を教えてくれた.*

 

それから、男の子は東京に詳しく、駅の名前をあげていた。

私は東京に長い間住んでいた事があるの!と、私もそこ行った事ある〜♪と自慢げに話したり。笑

 

何故か気心知れた友達と話している感覚だった。

 

 

砂の感触、お山づくりに、子供の頃にタイムスリップ。

手は砂だらけ。笑

ちょっと満月を眺めるつもりだったから、上着はパジャマよ。笑

 

まさかお砂場で数本の灯りと、お月様の光に照らされ穴を掘る事になるなんて。

男の子は私が掘りやすいようにって小枝を拾ってきてくれた。何か特別なアイテムをゲットしたかのような感覚に枝をもらってすごく嬉しかった♪

 

二人で役割分担もして、私も夢中で穴掘り

 

富士山みたいだね〜って立派な山が出来た。

 

富士山知ってる?って聞いたら、男の子は富士山を知っていると言っていた。笑

 

 

 

お山も硬く立派に完成して、

 

男の子と私は両端から少しずつ穴をあけ

ちょうど真ん中あたりで手と手が合流

 

二人して何故か、笑った♪

 

トンネルになって電車が走れるね♪って。

 

 

男の子がハッとして、

「ねぇ!こっちに来て座って!」

 

男の子の隣に移動すると

 

お山の上に浮かぶように、大きな満月。

 

 

私は胸がふわっと暖かくなる感覚を感じた。

 

すごくすごく。

 

この景色が見たかったよって思えるくらい嬉しかった。

 

 

男の子の発想に感心と驚き♪

 

「ぼく赤い月を見たことがある!」

 

そんな事も言っていた。

 

 

「ねぇ!りゅうちゃん知ってる?」

 

【りゅうちゃん?お友達?】

 

「うん」

 

【りゅうって名前なんだ♪】

 

「ううん、りゅうちゃん!」

 

 

「りゅうちゃんって呼ばないと、りゅうちゃんは激おこぷんぷんだよ!」

 

【えー!笑】

 

 

よく話を聞いたら、"犬のりゅうちゃん"のお話だった。笑

 

コロコロと、話が展開していく独特なテンポとありのままの姿にとても安心感を覚えた。

 

 

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お婆ちゃんがかえってきて、男の子に何かを伝えていた。

 

男の子は教えてくれなかったけれど

帰るよって合図だったと思う。

 

時計を気にしていなかったから、1時間も夢中で遊んでいた事にびっくり..♪

 

 

 

「今度いつ会える?」

 

【またすぐ会えるかもね。】

 

「何曜日?」

 

【私ね、お婆ちゃん家が近くにあってたまたま今日ここに居たの。だからね〜..うーん、】

 

「来週は?!」

 

【来週会えたらいいね!】

 

「はぐらかした!」

 

【え〜笑 ごめん!笑】

 

 

男の子は、すごくしっかりしていた。笑

私は曖昧。笑

 

 

最後にもう一回鬼ごっこ

 

お婆ちゃんを挟んで周りをくるくる、逃げる、追いかける

 

二回ともお腹から笑って、走って、

二回とも私は鬼で、へとへと。

 

 

 

おとめ座【またね、ありがとう♪おやすみ。】

 

男の子「どういたしまして!」

 

お婆ちゃん『おやすみ〜』

 

 

 

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ばいばいしたあと、

あれ?私、いまどこにいるんだ?

 

夢、じゃないな〜

 

そんな感覚に。笑

 

 

ここ数週間はなんだかいろんな事がありました。

 

いろんな空間へ旅をしたみたいな.* 

 

私、違う星へお引越ししたかな?笑

 

 

 

誰かを通して、自分の姿をよく見た。

今の在り方をいろんな方向から教えてくれた♪

 

昨日の事が遠い昔にも感じられる。

 

後も先もなく、「今」をここに生きるんだと改めて。感謝と一緒に流れていました.*

 

 

すべてが完璧に配置された壮大な何かを感じ、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

あわいあわい記憶のおはなし。

 

 

最後までありがとうございました黄色い花

またどこかのページで.*

 

 

 

 

6.18 追記

 

皆さん、あわいあわい記憶のおはなし。読んでくださりありがとうございました〜!笑

知人にこのお話をするとその男の子はそんな時間に遊んでいて、お化けじゃなかったの?

と、言われますがお化けのお話ではないです。笑

もし怖かったかたいらっしゃいましたら、ごめんなさい〜、、、笑

その子のお婆ちゃん?もいらっしゃったので、もし男の子一人でしたら夜だった事もありそれなりの対応もしていたかもですね。笑

 

みんなにとってもいじられたので、追記書かせていただきました〜おとめ座

 

◯◯ちゃん、本当は一人で遊んでたんじゃないの?笑

また満月の日に公園に行ってみて、、とか。笑

 

そもそもパジャマで、満月を見に行かないの!笑

 

って、、おとめ座たしかに。

 

 

 

 

虹