さて、日本短角牛。である。


日本における4大和牛の1で。
4大和牛とは黒毛和牛、褐毛和牛、無角和牛、日本短角牛の事を言う。

多分、聞いたことも食べた事もない人が殆どじゃないかと思う。
だってね、日本で飼育されている肉用種のうち、たったの5%しかいないんだもの。しかも、ほとんどが北海道と東北地方。

ちなみに、たったの5%しか飼育されていない理由として、最たるものが日本人が霜降り肉が大好きだからということ。なぜならば、日本短角牛の肉質は赤身がメイン。そして、赤身がメインということは、日本の格付けでは1等級~2等級にしか分類されないのだ。
今のご時勢、猫も杓子も行儀もA-5ランクをもてはやしちまうからね。

でもね、実は旨味にかんしていうと、赤身の方が黒毛和牛のそれよりも勝るんだよね。だから、佃煮なんかは肩やモモが使われる事が多い。ロースなんかだと、脂は溶けちゃうし美味くないんだって。


さらに、赤身がメインだから脂っこくなくてヘルシー、でも美味しい。

ってな、わけで食べて見たかっただけに残念だよ(TДT)