3週間ほど前、孫ちゃん誕生の前日に書きかけていたブログ。
埋もれさせるのは忍びなく、記録のために加筆して投稿します。
…臨月を迎えていた次男のお嫁ちゃんが産気づいた。
お嫁ちゃんはとても辛抱強い子。
普通なら、「痛い!痛い!」と泣き喚いてもおかしくない痛みを耐え、
振り返って手を振りながら、一人で産院に入って行った。
出産予定日まで、あと1週間。
その日は朝、起きたときに「おしるし」があったという。
いつもよりお腹も張るのだとか。
おーっ、いよいよその日(出産)がやってきたかぁ!
なんかドキドキした。(産むのは私がではないけれど)
その日、もうすぐパパになる次男は仕事に出かけていた。
「今日か明日に生まれるのかなぁ」と言いながら、
お嫁ちゃんと私の二人でネット検索してみたら、
「おしるし」があってから、出産までの時間は、数時間〜数日、とあった。
個人差が大きいみたい。
「おしるしがあってもすぐに生まれない可能性もあるんだねー。」
とりあえず、「お腹が張るたびに時計を見て、間隔を測って見てね」と告げた。
いつ、入院になってもいいように、シャワーを浴びたり、軽く腹ごしらえをしたり、準備をしているうちに、
お腹の張りが10分間隔になってきたという。
「陣痛が始まってるね。」
産院に電話したら、来院するように言われたので、入院の準備をして車に乗り込んだ。
ハンドルを握る私が緊張している。
ウーっとうずくまるような痛みが襲い始めたお嫁ちゃんの負担や刺激にならないように、
スピードを落として慎重に慎重に運転した。
産院まで車で送って行ったものの、コロナの影響で、私は受付で門前払い。
院内に付き添って入ることさえ許されない。
立ち合い出産もNG。
陣痛室で夫や家族がお腹や背中をさすってあげることも出来ない。
これから、看護師さんや助産師さん、医師に立ち上っていただきながら、
一人で出産に立ち向かうのだ。
でも、あなたなら大丈夫。
一世一代の大仕事を終えて、
新しい命、赤ちゃんを抱っこして微笑んでいるあなた、
すっかり母親の顔になって、
慈愛に満ちた母性が溢れているあなたの姿が目に浮かぶ。
赤ちゃんの誕生は感動に満ち溢れている。
その感動を共有出来ることがホントに幸せ。
ご縁に感謝♡
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