(※閲覧注意※この記事には腫瘍写真が含まれます)
私は、腫瘍からの出血多量で
救急車で運ばれた事が計3度
あるのですが……
その1度目は、私の腫瘍が
大きくなってる過程の時です
そもそも、腫瘍が皮膚から
飛び出た2016年から
少しずつ出血し出したのですが……
まるで蛇口を捻ったような勢いで
出血をするようになったのは
2018年5月のこの時からです
↓↓↓
そして、この日から
1日に何度も大量出血をするようになり
遂に、2018年10月に
出血多量で救急車で運ばれます
この時の腫瘍の写真は無いのですが
その2ヶ月後がこれくらいなので
↓↓↓
だと思います



当時の私は動けたので
バイトしたり動き回っていましたが……
その日、偶然家に居たときいきなり
また腫瘍から血が吹き出ました
5mmくらいの太さで
真横に吹き出すような出血が
3ヶ所くらいからあり
その時、母は仕事で居なく
家に1人だった私は
その3ヶ所を押さえるのに必死で
もう、気づけば私の周りは
血だらけ



ガーゼで押さえても血の勢いが凄すぎて
一瞬でガーゼは
血でひたひたになってしまう……

だからガーゼを変えるのも必死。
そんな事をして30分くらいしても
一向に血の勢いはおさまらず
母にLINEで助けを求め
母が駆けつけた、その15分後くらいには
もう、私は座って止血する事も
出来なくなっていて
ソファに寝そべり
ソファも私も血だらけで
泣きながら、出血の止まらない
腫瘍部分をただただ
血だらけのガーゼで押さえていました
そして、母が帰宅して
数分後に出血は何とか止まったのですが
私の体温はどんどん下がって
意識も朦朧として
目の前が、時折砂嵐になり
母の手を握りながら
"お母さん…寒いよぅ…"
と、朦朧とする中繰り返し言ってたのを
今でも覚えています
さすがに、そんな状態の
私を見てヤバいと思った母が
救急車を呼び病院に運ばれました
病院に着いた頃、私は
その当時、大量出血の後に
毎回起こっていた
腫瘍部分の激痛に襲われていました
その痛みは、本当に
言葉では表現出来ないような
激痛で……
しいて言うならば
内側から、鋭利な刃物で
何度も思いっきり刺され続けてるような
……今にも痛みで
気を失ってしまいそうな痛みでした
そんな激痛に襲われていたものだから
私は、運ばれた病院の
ベッドの上で狂ったように泣き叫び
もがいていたのを覚えています
そんな時に、私の手を握って
"よく、今までここまで1人で頑張ってきたね
今まで全部1人で頑張っていたんだね
よく、頑張ったね……!"
と、私に優しく話しかけてくれた
看護師さんを
私は今でも忘れません



その時の私は、病院に行くと
"何で、こんなになるまで
放っておいたの?!"
と、怒られるかと思っていて……
傍からみたら、放っておいたように
見えるかもしれないけど
私は、その時ガンの事を1秒も
忘れた事も無かったし
(今は、自分がガンだと忘れてたりしてます
笑)

何とかしようと、いつも必死で
自分が納得できる治療を探しながら
今できる治療をしたり
とにかく、必死で闘っていて……
よく、病院で治療を受けないと
何もせずに逃げているように
思われがちだけど……
そうじゃくて、ただ選ぶ治療法が
普通とは違っただけで
私はガンから逃げてるつもりは
無かったです



今思うと、もっと周りの助けを
求めたら良かったと思えるけど
その時の私は、誰に助けを求めたら
いいのかも分からなくて……
そして、毎日が必死すぎて
自分が1人で頑張ってるとも
思ってなかったです
でも、その優しい
否定する訳でも、何か違う意見を
押しつけるでもなく……
ただ、私を理解してくれ
良くやった。もう大丈夫。と
受け止めてくれた
看護師さんの言葉を聞いて
その時、初めて私は
1人で頑張ってたんだと知り
涙が溢れ……
そしたら、不思議と腫瘍の激痛が
少しずつおさまっていきました
その後、血液検査をし
"このまま輸血しないと明日の命も
保証出来ない。"
と言われ、そのまま輸血の為
2泊3日の緊急入院となりました
何度か、このブログで
手術しなかった時の感情を
私は、"恐かった"とも表現してますが
……
上手く言えないのですが
恐い=ガンから逃げていた
とは、少し違って……
その時の私は、手術とかに
納得してないのに
それを行うことが自分の命を手放すようで
恐かった。という感じです
この時の看護師さんは
それらも理解してくれたようで……
本当に心救われました
✨

その後、病院で治療を受けるようになり
色々な看護師さんに
出会ってきましたが……
皆、誰もがガンになった人は
どんな形であれ
必死に闘っている。ということを
分かって下さっているんだと思います
だから、絶対に頭ごなしに否定したり
その人の意見を押し付けることなく
まず、理解しようと話を聞いてくれ……
受け止めてくれる方が多い✨
そんなふうに、思います

だから、私も
まず否定する前にちゃんとその人自身を
受け止めてあげられる
そんな人になりたいと
この経験を通して思ったことです



今でも、この時の看護師さんの言葉を
思い出すと、涙が込み上げてきます
そして、この時ぐらいから少しずつ
頑なだった私の心が溶けていったように
思います
✨

"あなたがたのことばが、いつも親切で、
塩味の効いたものであるようにしなさい。
そうすれば、一人ひとりに
どのように答えたらよいかが分かります。"
コロサイ人への手紙 4:6
mimipopo