本当に自分の限界を越えて
しんどすぎた時
本能的に生きるためなのか
……
痛みの記憶を消すような
感じで……
普段は忘れてる事があります
それが私にとっては
2019年9月末にされた
余命宣告の前後に
よくあるのですが……
昨日、訪問看護師さんと
話してて
また1つ思い出したのが
余命宣告前
"精神的に崩壊しそうになった"
という事でした
精神崩壊しかけた〜!と
今なら笑って話せる話

"その体験を是非ブログで書いて!"
という話になり……
なので今日、少しずつ
思い出しながら書いてみようと
思います

……ちょうど
↑この時くらいなのですが
ここには、忘れて書いてなかったのが
廃人になりかけた話です



この頃、あまりにも
身体がしんどいのと、痛いのと
息さえもまともに出来なくて
もう自分をコントロール
出来なくなっていました
もう、その日その日の
記憶さえも、あいまいで
自分でもどうやって
1日を乗り越えていたのか
……
とにかく毎日
身体中の激痛と
腫瘍からの大量出血と
貧血からか
常に心臓は猛ダッシュした後
みたいに
いつもバクバクして



息を吸うこともままならず
……
自分でも訳も分からず
いきなり発狂して泣き叫んだり
……
本当めちゃくちゃでした
実は、そんな身体のしんどさより
もっと恐かったのが
精神が壊れて、"あ、私
廃人になる……!"って
なった瞬間があって……
もう私が私でなくりそうになって
……
本当に恐ろしかったです
……
それは、そんなしんどい毎日の
ある夜いきなり起こりました
いつもの様に、ご飯を食べ終わり
椅子の上で
ただただしんどくて
息もしにくく、ただ
座って過ごすしかなかった時
いきなり頭の中に
霧がかかったような……
頭の中が
私と、私を侵す者と
2つに分かれた感覚が起こり
その私を侵す者が
どんどん私の脳を侵食してきて
……
私が私で居れなくなる!
ヤバい。私これ侵食されたら
廃人になる…!
瞬間的にそう感じました。
この時、本当に恐くて……
近くに居る家族に助け求めたいけど
……
頭がそんな状態でまともに
説明する事もできなくて
ただただ
"ヤバい……ヤバい……
助けて……ヤバい……!"
って、ひたすら言っていました
でも、もちろん周りには
私の頭がそんな状態に
なってるなんて
伝わりもせず
……
いつも通り、ただしんどくて
発狂してるような
そんな風にしか見えなかった
と、思います
この頭を侵食されてる時
"あ、精神崩壊って
こんな感じなんだ。。"
って思ったと同時に
自分が自分じゃなくなる恐怖。
それはどんな体の痛みとかよりも
恐い……!
そう心の底から思ったのを
覚えています



どれくらいの時間、私は
頭を侵してくるものと闘ったのか
今でも思い出せないですが
自分の感覚では
10分くらいだったように
思います

ただ、その10分が本当に
恐怖の10分でした
少しでも私が負けてしまうと
一瞬で違うものに
脳を乗っ取られて
その瞬間から、もう私は
自分を把握する事も
記憶さえもなくなって
ただ生きてるだけの廃人になる
……!!
そう感じたからです
この時、精神の崩壊は
身体の崩壊以上に
恐いかもしれない
……
経験してみて、そう感じました
何とか、私は
私の頭を侵す者の侵食を
止めることができ
周りには分からない
私の頭の中の10分程度の
闘いは、何とか無事
終わりました
その、苦しい頭の中の闘いを
乗り越えた後は
不思議と頭がスっとして
頭にあった霧も晴れたのを
覚えています



この時を思い返して
今、思うのは……
人間、限界が来た時、、
精神を壊さないと
生きていけないくらいの
限界が来た時に
自分を守る為に
精神を壊してしまうのかも
しれない……
生きる為に。
その為に、まずは
精神を壊すのかなって
そんな風に感じました
それにしても!



そこまで、しんどかったのに
筋肉が原因だと思ってた自分に
今となっては
ビックリです
笑

まぁ今は、もう
そんな精神崩壊までの辛さは
無くなり……
家族で笑ったりして
過ごせる一日がある事が
本当に幸せなんだと思います



今日も実は、朝から昼過ぎまで
腫瘍が小さくなる時の
周りの皮膚を引っ張る
何とも言えない痛みで
涙したりしてましたが……



落ち着いた、今
こうやって
ブログ書いて過ごせています
笑笑



あの時は24時間
落ち着ける時が無かったから
……
こうやってあの頃を
落ち着いて話すようになれた事
私が私で居れたこと
本当に良かった〜
{ホッ

と、安堵して
感謝する……
そんな今日この頃です
笑

"しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために
刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。
彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、
彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。"
イザヤ書 53章5節
mimipopo
