にも書いたように
私は2019年9月末に
余命宣告されホルモン治療を
スタートするまでの
8年間、一切薬は
飲んでいなかったです

これには理由があって
……
乳がんが分かる前の私は
普通に薬を飲んでいました
風邪をひいたら風邪薬を飲むし
頭痛があったら痛み止めを飲む。
そんな感じでした

実は、乳がん告知前の私は
10代から生理不順で
少しストレスなどがあったら
月に3回生理(不正出血含む)
があったり……
ひどい時は、月に生理がない時が
3日しかない
そんな時もありました

そして、20代半ば
その時、仕事人間の私は
ストレスもピーク
なので生理も、もっぱら不順

なもんで……
普段から婦人科に通っていて
お医者さんから
"原因は、多分ストレスかな?
とにかく低用量ピル出しますね"
と処方され、乳がん告知前まで
ストレスで生理不順になる度に
飲んでいました



何となく低用量ピルは
"身体によくない"という
イメージがあった私は、何回か
"この薬飲んでも身体に何か後から
あったりしないですか?"
と、お医者さんに聞く事もしばしば



その度に
"昔のピルと違って今のピルは
安全だから大丈夫"
と言われ続けていました

そして私もそれ以上追求もせずに
立ちくらみや吐き気などの
副作用を感じながらも
低用量ピルを飲み続けました
そして、、
26歳で乳がん告知された時
何気なく、お医者さんに
"今まで低用量ピルを飲んで
いたんですけど……
もしかして乳がんの原因の1つ
だったりしますか??"

と聞いたら……
"あ〜それは、あるかもね。"
と、お医者さん。
え?!
何それ!

あれだけ安全だって言ってたやん!!



その事をきっかけに
お医者さんの言うことを
鵜呑みにせず
ちゃんと自分でも責任もって
調べたりしとくべきだった
と身をもって知りました

そして、免疫療法の先生に
その事を話したら
"薬っていうのは、足の骨折って
ギブスで固めて歩けてる
状態みたいなもんだよ。
でも、実際の足は折れてるでしょ
そこは、ちゃんと自分で
治さないとダメで
薬で、そこを治してる訳じゃない
っていうことを
分かっておく必要があるよ。"
と、言われ……
なるほど。納得。
{ウンウン

そして、その後
色々な本を読んだり、聞いたりして
私が思ったのは……
全ての身体に出る症状には
ちゃんと"意味"がある
ということ。
例えば、風邪をひいて
熱が出るのは
身体が体温を上げて
風邪のウイルスと闘ってる証拠
そこで、薬を使って熱を下げると
反対に
身体がせっかく闘ってるのを
邪魔して
結局、治るのが遅くなる
体調が悪い時に食欲が無くなるのも
食べない事によって
内蔵の働きが休まる分
回復に力をまわせる
だから、そんな時に無理に
食べる必要なくて
食欲が戻った時にしっかり
栄養をとる
頭痛とかの痛みは
身体の危険信号だから
ただ、痛み止めを飲んで
痛み治まったらOKでなく
ちゃんと、何か原因があるって
分かっておく必要がある

……
みたいに、身体の症状は自分が
思っている以上に意味があって
凄いってこと!



だから薬はダメ!!
という話では無くて
薬の捉え方を私は間違っていた
と思います

何となく
薬=治すもの
と思っていた



そうじゃなくて
薬は補助的なもの。
例えば……
風邪で熱が出てしんどい時

もちろん、さっき言ったように
そのまま自分の免疫力で
治すのが1番早いし良いけど……
仕事に行かないといけない!
その為に、働く為に、薬を飲む!
とか……
ちゃんと意味を分かって
飲むべきだったって思いました
低用量ピルも同じで
私が生理不順だったのは
何かしら原因があって



もし、ストレスなら
それを取り除くように生活習慣を
改めたり、見る必要があったし
……
もしかしたら乳がんになる前の
身体の危険信号だったかもしれない



(乳がん告知後、生活習慣や食習慣を見直したら、
生理不順は無くなり、ちゃんと
月に1回来るようになりました
)

とにかく……
もっと自分の身体の声を
ちゃんと聞いてあげるべきだった
と思いました

そう思ってから、私は
基本、薬を飲まなくなりました
そしたら実際
インフルエンザも1日高熱が出て
2日目には熱が下がり
身体を休めて……
そしたら3日目にはケロッと
元気に戻るようになったし



高熱が出ても無駄に怖がらず
"あ〜私の免疫細胞
闘ってる!頑張れ〜!"

って感じで
むしろ熱が出た方が治りが
早くなるから喜んでます
笑

でも、、



でも話したように極端になるのも
良くなかったー!
と

今の私は思います

もちろん薬は
魔法の薬じゃなくて
副作用が必ずある。
そして症状の緩和や治す手助けは
してくれるけど
病気を直接治す訳では
ないという事
でも!薬を上手く
利用する事
それもできる!


例えば抗がん剤は
ガンの働きを抑えてくれる
それでガンを治す万能薬では無いけど
……
ガンを抑えてくれてる間に
自分の身体で治す事は出来る
その為にもガンと闘う体力を
つけるのは自分の責任
(もちろん、副作用で正常細胞も傷つけるから、
ちゃんと身体の声を聞いて、副作用で
体力を奪われないようにする事も考えて
使う必要があると私は思っています
)

痛み止めもそう。
痛み止めで、痛みの原因を治す事は
出来ないけど

緩和させて、精神的ストレスは
減らせる

その間に、痛みの原因を治すよう
自分の身体を正すのは
自分の責任
……
みたいに……
ちゃんと薬の捉え方を
理解して薬を利用する
ことが出来たら……

薬が悪いモノな訳じゃない
ただ、薬に治してもらう。じゃなくて
治すのは自分。
ちゃんと薬の副作用も理解して
薬を上手く使えるか、使えないかは
自分次第かなと
今の私は思います

だから今、薬を使う時は
薬の副作用と自分の状態を
天秤にかけて
使う使わないを決めます

今でも我慢できる痛みなら
簡単には薬を飲まないけど
その痛みで生活に支障が出て
ストレス感じるくらいなら
痛み止めを飲みます

ガンに対する薬も、
昔みたいに全てNo!}

では無く……今は
ちゃんと天秤にかけて考えます



ちゃんと、私の身体には
免疫力があって
思っている以上に強いし
毎日、必死にガンと闘ってくれてます



まずは、自分の身体の力
を信じてあげて
……
その上で
薬も上手く利用できたら……
それこそ
鬼に金棒!!

かな?!って。
笑笑



