"痛いのは生きてる証"
私が癌の痛みに痛がって泣いて
耐えてる時に
何度か言われた励ましの言葉
たとえ痛くても
まだどこか身体や心に
余裕があった時は
ポジティブに捉えれたし
"確かにね〜"

って、痛いながらも笑えた話
でも……
にも書いたように
ここまで身体中が痛くて
しんどくて……
もう気が狂う寸前までいった時
痛みで泣き叫ぶ私に
"痛みは生きてる証だよ!"
と言われた瞬間
……
"そんな生きてる証いらない!
何で?!
生きてる証に痛みが必要?!
そんなん言うならこの
この生きてる証あげる!
私は欲しくない!
こんなの無くて生きたい!!"
って泣き叫びながら
言ってました

もちろん、"生きてる証"だと
言ってくれた相手は
私を励まそうとかけてくれた
言葉だと頭では分かっていたし
そんな優しい人に
こんな言葉ぶつけたくもないけど
……
その時の私は
もう、しんどすぎて



自分で自分の事を
コントロール
する事さえ出来なくなっていて
……
その時、痛みって
人をおかしくする
本当にいらないものだと
思いました

(もちろん痛みで危険を察知するという
必要な痛みを除いてです。)
余命宣告されてホルモン治療
するまでの私は
薬を基本飲まないようにしていて
……
だから、もちろんそれまで
どんな痛みも
薬を飲まずに我慢していました



例えば……
腫瘍が大きくなる時の痛み
胸の内側から何度も
ナイフで刺されるような……
そんな鋭い痛みが何時間も
続いても……
ただ泣き叫んで、うずくまって
耐えてたし
大出血した後に何故かおきてた
もう……何て説明したらいいか
分からないぐらいの
もう気を失ってしまいそうな……
そんな痛みが
何時間も続いても
ただ、ただ、耐えてました



ここまでして私が
薬を飲まなくなった理由も
勿論あるのですが……
(この話はまた機会があればします
)

ホルモン治療始めると同時に
お医者さんに勧められた
痛み止め。
どんな痛みも耐えてきたくらい
薬を拒否していた私は
最初は
もちろん抵抗あったのですが
……
訪問看護の看護師さんに
"痛みはコントロール
した方がいいよ!
痛みの度合いは人それぞれで
自分以外、誰にもその痛みを
分かってもらうことはできない

なにより
癌にストレスは良くないのに
痛みを我慢するって
身体にも精神的にも
凄くストレスになってない?
それじゃ元も子もないよ
"

そう言われた時
確かに。

って、ただただ納得のわたし。笑
そして更に
"ミミポポさんは自分の身体に
厳しすぎるよ〜
もう少し優しくしてあげて
"

と看護師さん
確かに。

と、またまた大納得のわたし。笑
身体を想って薬を止めてきた
つもりだったけど……
むしろ、私は自分の身体に
全然優しくなかった

……
そう気付かされました
そして、その日から
痛み止めを飲むようになり
感じたこと。
"え、、もっと早く
飲んでれば良かった!!"



だって、確かに癌の痛みって
別にわざわざ我慢してまで
感じる必要なくて……
痛みを我慢して終わってた1日
が、、

痛みが無くて好きな事が出来る1日
に、変わる

"絶対こっちのが自分の為にも
いーやん!!
"

って、改めて思いました。笑
その後、余命宣告当時は
24時間
痛み止めを飲んでいた私
病院の看護師さんに
"ミミポポさんみたいな状態でも
良くなって痛み止めを
減らせた人も居るよ!"
と励まされてた私は
その1ヶ月後……
減らすどころか
痛み止めを全く飲まなくて
1日を過ごせるように
なりました!!
{ワーイ


そして、今では……
腫瘍が小さくなる時に
周りの皮膚を思いっきり引っ張り
その痛みでしんどい時とかに
痛み止め
を飲んだりしてます
笑笑



この一連で私が学んだのは
"なんでも極端に偏るのは良くない"
って思いました

結局それって……
自分に厳しくて頑なな感じ

それよりも
もっと柔軟に!
良いモノ、悪いモノ
を、その時の自分に合わせて
取り入れられたら……
もっと心も柔らかくいれて
自分にも優しくもできて

何か……
"生きやすくなった!"
そう感じました



もちろん薬があるから
痛くていーや!

じゃなくて。
ちゃんと薬を飲みながら
その原因も取り除くよう
色々、見直したりしながら……

(今でも、薬は基本必要以上には飲みません)
"自分に優しく。
癌には厳しく。笑"
これが今の私のモットーです!
笑笑



