タイトルのような希望を持たれる方が検索されるかもしれないので、本日のVHSでの体験を書きます。
VHS( Volkshochschule )は、市の補助を得た非営利の成人向け学校なので居住者しか受講できないのかと思っていました。
しかし調べてみるとそうでもないみたい。私みたいにドイツ語のリハビリをしたい人には安価だしピッタリ! レベル分けテストで判定されたクラスに空きがあったらお金を払えば受講できるだろう、と思っていました。
受付の日時が決まっていて、今日は13時~17時。カフェで1時間程テスト前のまとめ勉強。
15時位に行ったら、えっ?50人待ち?? その後2時間勉強しながら待って係の方と面接。
「日本に住んでいます。12月中の滞在日までドイツ語コースを受講したい」旨を伝えたところ
「あらー、残念だわ。申し訳ないけど、このクラスわねー。見てのとおり、待合室にいたような人たちが毎日くるのよ。」
つまり、まずは居住者、居住権のある失業者、(さっき「キューバ人」と言っていた人がいましたが)難民。そういった方々のためのクラスであり、お気楽な日本人観光客向けのクラスじゃないのよー、察してね、という雰囲気。
確かに市の補助金が元になっているクラスなので、例えば日本で失業者向けの職業訓練校に観光目的の外国人が「勉強シタイデース!」と言ってもお払い箱になるような感じかも。
どうしよう、私立の語学学校を探すべき?と困っていたところ
「まぁ、とりあえずこの用紙に記入しなさい」と紙を2枚渡される。
そこには
「どうしてこのコースを受講したいと思ったか。どうして必要か。
ドイツ語はどれ位、どうやって勉強したか」
そういった質問が書いてある。
「あっちの部屋で記入して、出来たら持ってきてね」
記述式のアンケート用紙みたいだなぁ、と思いながら部屋に入ると5名がマークシート試験中。
アンケート用紙持ってるのは私だけ・・・。
アンケートのあとに試験?と思いながら読みすすめると
「以上について『手紙形式』で書きなさい」
その下にスコア欄が。
あんだけ試験用の勉強したのに、私は『手紙』・・・?
つまり、私が受講したい理由を「拝啓」「敬具」みたいな形式で書けというのね。
「嘆願書」みたいだなぁ、と書いていると、となりのラテン系のおばちゃんが(ドイツ語で)
「ねぇねぇ、この単語(失念!)、この意味は『前』?『後ろ』?」
おいおい、カンニングどころか堂々と聞いてくるとはいい度胸だ。
唖然としていると
「『前』でいいのかな?」と聞いてきたので
「私も『前』だと思うけど、ハッキリ解からない」と答えておいた。
いろんな人がいるなー。
書き終わって持っていったところ、受付とは別の人が内容をみてくれた。
受講できないかも?とドキドキしている私に
「あなたの文章はschön (改めて調べると「見事な」「立派な」)
しかし、いくつか設問に答えていない。
例えば『いつから受講したいか』とか
(帰国日しか書いていなかった。。。)
その辺は減点ね」
あー。
謙虚に
「私が受講するのは難しいかもしれませんが、
もし可能であれば久しぶりの受講なので基礎クラスに参加したいです」と書いたのですが、
「ではこのクラス受講を手配しますね」と言われたのは、10年前に修了したクラス。
あ・・・。だがらブランクがあるのでゆっくりリハビリしたいんですが。。。
言われたクラスに入ったら試験準備の本気モードの方々と一緒じゃないですか。
(VHSって素人みたいな先生にあたることもあると聞いているのですが)
担当の先生、肩書きにDr.がついているんですけど!!
これもご縁。気を取り直して頑張ろうと思います。
1日3時間×週5日。6週間で340ユーロなので安いです。
他の場所や他のコースだともっと安いこともあるみたいですが、十分満足です。
一応schönと言ってもらえた文章の内容ですが
「日本帰国後、ドイツと日本のためにどういった貢献が出来るか」ということを書きました。
税金で運営されている学校なので、公に対してどう関わっていくかについても書きました。
偉そうなことは言えませんが、同じような出題や質問を受ける方もいらっしゃるかもしれません。
ご自分なりの回答をお考えになることは有意義だと思います。
もしかしたら、通常のマークシートテストより「手紙形式筆記テスト」で私は点数が稼げたのかもしれません。
以前、「ビジネスドイツ語」を習っていたことがあり、請求書・注文書・クレーム文書等の練習を毎日していました(笑)
人生無駄はないんだなぁ、と改めて感じた一日でした。