去年まで小学校の教師をしていた。
昔は今に比べて出勤日数は自由だったので、
子どもが小さいころはゆっくり田舎に帰っていた。
近年はそんなのんきなことは言っておられず
夏休み中でも
さまざまな研修や作業、そして会議があるのがあたりまえ。
そうはいっても、
子どもたちがいてこその「仕事」であり、
子どもたちがいない現場での仕事では
今一つ迫力を欠く。
そして、10日以上の休みを取るチャンスがないので、
子どもたちが大きくなってからは
毎年のようにこの時期は旅行していた。
去年はハーフドームにいったなあ。
さて今年はそんなわけにはいかない。
「夏期特別授業」期間だからだ。
夏休みはいつもとちがう時間割で学習する。
時間がなくてできないことを学習する絶好のチャンスである。
だから
何と今年は夏休みがない。
社会人になってから、いや、小学校以来
初めての「夏休みがない」生活である。
私は人生の50年近くを
「夏休み」を当然として過ごしてきたのだ。
だから、
「夏休み」がない 「夏」はつらい。
そんなわけで、
今年はとりわけ暑く感じる。
いや、実際に暑いのか????
お盆期間で少しゆっくりしたけれど
来週から、あとひとがんばり。
「がんばれニッポン」
これは、自分を励ます独り言である。