オーストラリアからきているご夫婦と友達になった。
オーストラリア英語とアメリカ英語の違いがよくわかる。
まだまだ聞き取れない。
特に、当たり前のことだけれど、
私が知らない表現をされると、
単語としては知っていても、瞬時に理解することができない。
繰り返してもらって、考えてから「あ~」という感じである。
今具体例が思いつかない・・・ということは、
身についていないσ(^_^;) ということやん。
いやいや、そんなことはまあいいねん。
その奥さんの方といっしょにシュノーケルをした。
どっしりとした奥さんで、もちろん海にしっかり浮かぶ。
私はフィンをつけているのに、奥さんは何もなしでぐいぐい泳いでいく。
年は多分同じくらいだ。
そのうえ、海の魚を見つけてくれたり、教えてくれたりする。
あがってからダイビングの話も聞かせてもらった。
ついこの前、エア切れになったそうだ。
機材のメーターは「100」を示していたにもかかわらず、
空気が出てこなくなったらしい。
(ふつう「100」というのは、めっちゃ安全圏内だ)
で、それを語る奥さんはとても堂々としていて、
「でも、私はパニックにならなかった」
「自分できるだけ空気を吸う努力をして、次に我慢して」
「そして、ダイブマスターに言って空気を分けてもらった」
というようなことを、淡々と話す。
目は自信にあふれていて
そんな事故など、まったく怖がっていないことがうかがえる。
この人に「大丈夫」と言われたら、きっとなんでも大丈夫だと思うだろう。
あの自信と落ち着きはどこからくるのだろう。
私と何がちがうんだろう。
自分のことを自分で考えてちゃんとやってきたんだろうなと思う。
たくさんのことを、しっかり受け止めながら
そのたびに最善を尽くしてきたんじゃないかな。
しかも、そのことを楽しんでいるんじゃないかな。
私も、そんな人になりたいと思う。
きっとこれからでもできると思う。
大切なのは、自分でちゃんと考えて、自分で決めて行動すること。
むやみに余計な心配をしないで、その時々で最善をつくすこと。
仕事をやめてから、何となく思ってきたことだけれど
再認識できた気がする。