病気の後、けっこうはしゃいでいろいろ写真を撮りました。
出かけることが楽しかったというのも理由の一つ。
そして、復活?できたことがうれしかったというのも理由の一つ。
それまでは、写真を撮られるのがあまり好きではなかったし、わりと硬い感じの写真が多かった。
なんだか写真を撮るのにはしゃぐことができなかった。
フェイスブックを始めたり、ブログを始めたりするうちに、写真って結構楽しいのかもしれないなあと思い始めました。
真面目くさって撮るよりも、その時の気分でポーズをして撮ったほうが、あとからみても楽しいかも。
フェイスブックやブログにアップするのは、そんな写真のほうがいいかも。
だから、以前よりも、今のほうが、たぶん楽しい写真が撮れていると思います。
けれども、以前の写真を見たくない・・。見るのはつらい・・というのは、写真の撮れ具合がよくないからではないのです。
最近の写真は確かにそれなりにうまく写っているけれども、写っている自分自身が病気をする前と違う感じがするのです。
前は仏頂面で写っていても、それなりに生き生きしている。
当り前だけれど、元気そうである。(事実元気だった)
そんな当時の写真をみるのがつらいのです。
夫は病院での生活を振り返る気にならないといいます。
多分かなり苦しかったのだろうと思います。
そのかわり、以前に撮った写真を デジフォトフレームに入れたりして楽しんでいます。
懐かしいので私も、思わず見ますが、見た後はちょっと落ち込みます。
まだまだ、今の自分を受け入れられていないのかなあと思います。
いつまでも、「以前の自分像」を引きずっていてはいけないと思います。
今の自分にできることを中心にして、今の自分の状態と付き合わなければいけないのだと思います。
でも、まだたぶん、それができていないのです。
だから、病気以前のところは、まだ振り返ることができません。
あと、どれくらいかかるかな。
後遺症が、もう少し楽になったら、大丈夫かな。