自分でできる麻痺治療 | mimiのブログ

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脳梗塞から2年半。
後遺症は感覚麻痺。見た目は元気そのものです。
最近少しずつ、元気に過ごせる日が増えていると思います。
30年間続けた仕事を退職して、新しい仕事に挑戦中です。
まだまだ人生これからだ!!!

おはようございます。


1月に脳梗塞になってからもう5か月が経過しようとしています。

当初のパニックは乗り越えられたし、再発にびくびくすることも少なくなりました。(正直、まったくないとは言えませんが。)

残るは感覚麻痺。体の気持ち悪い感。執拗な痛み。左半身のだるさ。そして食欲のなさと吐き気。こう書いていくと、まだまだ問題は山積しているようでありますが、これらと付き合う毎日です。


お風呂がいいことは間違いがなさそうです。とくに、大きな浴場へいって、ゆっくり手足をマッサージすると効果が高いことがわかりました。家のお風呂ではいけないのか???そんなことはないはずですが。なぜか大きな浴場のほうがいい。それに、塩でマッサージすると効果が高いような気がします。


マッサージというのは、むやみにやるのではなくて、自分が「気持ち悪い」「押したら痛くていやだ」と思っているところを、無理やり加圧してマッサージします。最初は泣きそうになりますが、しばらくやっていると痛みが軽減してきます。特に指と指の間などは効果的です。けれでも左半身のあちこちにそういう場所があるので、時間がかかるのと、力がいるのとで、右手が筋肉痛になりました。それに途中で嫌になってしまいます。大きな浴場でやると、あっちに入ったりこっちに入ったりしながら気を紛らわせながらできるからいいのかもしれません。家のおふろだったら、じっと小さい湯船に入ったままでやらなければいけないから、苦しいのかもしれません。


仕事中に、子どもたちと話をしているときには嫌な感じはほとんど忘れています。時々痛みはありますが、あまり気になりません。(ちなみに私は教師です)

ということは、なにかに没頭していたり、楽しい気持ちになったりしているときには、体の不調を忘れることができる・・というより、好調である・・ということです。

あたりまえかもしれないけれど、楽しいことに没頭する。

でも、これってなかなかむずかしいですよね。仕事が半分趣味のようになっている自分にとっては、子どもたちと教室で過ごすことが、まさにその状態であり、それは幸せなことだと思っています。


気分を「ハイ」に保つということも大切なようです。「ハイ」というよりは、何事にも楽しみを見つけて、自分で「わくわく」すること。

これはできるようでいて、意外にむずかしいです。特に私のようにちょっとひねくれていて、思考パターンが「ネガティブ」になりがちな人間にとっては、大きな課題です。つい否定的に物事を考えてしまいます。

たとえば明日は「TOEIC」の試験が申し込んであります。それは「夫に付き合って、仕方なく申し込んだ」ものであり、「勉強する時間がなかったから全然勉強してない」上に、肝心の夫は都合で受験しないことになった。「どうぜ点数が下がるに決まっているのに行きたくない」というのが、私の考え方です。その上、「でも、申し込んだのに行かないこと」に対して「罪悪感」を感じ、逃げている自分に対して「弱虫な人間」だと感じて、自己否定しているのです。

こういう悪い循環を、どこかで断ち切り、考え方を変える必要があるのです。


○今の本当の実力を測る絶好のチャンスで、それを機にまた勉強する気持ちを高めるきかいにすればよい。

○勉強していないのだから、点数が下がるのは当たり前。しかも病気のあとだから、集中もできないのは当然。受けるだけでも自分はえらい。

○1日中家にこもっているよりは、試験会場にいくだけでもいい運動になる。

○別にやめたって、何の問題もない。ほかに楽しい予定がはいれば、そっちにいけばよい。無駄に囚われて罪悪感を感じる必要はない。

○受けに行ったら、きっと夫にほめてもらえる。

○第一、このテストのシステムは、一度とった点数はその後下がっても資格として剥奪されない。これまでの最高記録がそのまま自分の記録として維持される。

○自分の妙なプライドをぶち壊して、新しい自分に変わるきっかけになる。


ああ、自分って、なんて面倒くさい人間なんでしょう。もっと、何事にもこだわらない、のんびりした性格だったら、感覚麻痺なんて、ずっとずっと軽減するに決まっています。とにかく、無理にでも物事をいいほうにいいほうに考えるように努めることで、それが習慣化していけば、前向きで肯定的な自分に変われると思います。



わくわくで思い出しましたが、買い物をするのは結構いい効果があるようです。(お金が無くなるので困るのですが)

買い物というよりは、「おしゃれをする」というほうがあっているかもしれません。これまでは、たいていいつもジャージにTシャツという姿で仕事に行っていたし、ほかの服といってもせいぜいGパンくらいでした。でも最近それをやめて、少なくとも仕事に行くときには、「普通の女の子が着ているような服装」を心がけ始めました。それに、仕事以外にでかけるときには、「少しかわいらしい服装」にするように心がけています。

「自分はかわいらしいかな」「ちゃんとしてるかな」「似合っているかな」などと思うことは、どうやらいい効果があるようです。

最近ちょこちょこ服を買っているので、「何を考えているんだ。たくさん無駄遣いをして」と家族には思われているかもしれません。でも、服を買う時に店員さんと話したり試着したりしていると、とても体の調子がよくなるのです。(店員さんは、買わせたいから上手にほめてくれますよね。それが気分をよくしているのかもしれません)


さて、今日は家には誰もいないし、掃除と洗濯もざざっと終わらせたので、朝っぱらからですがお風呂に行くことにします。一生懸命マッサージしてきます!!!