電車は便利だし快適なので好きです。
でも、そこに一緒に居合わせる人によっては、楽しくない空間にもなります。
このごろ気になるのが、お化粧している若い女の子。
この話はかなり前からいわれてきたので、わかっていたつもりでしたが、最近特に「遭遇」する機会が多いような気がします。電車の中でお化粧していて何が悪いねんって、別に悪くないけど、なんだか変だし、恥ずかしいです。パジャマで乗ってきて、だんだんドレスに着替える人っていないですよね。でも、すっぴんで乗ってきて、だんだんメイクが仕上がっていく人っているんですよね。それって、同じことじゃないのかなあ。
お化粧する習慣のない私にしてみれば、そのありさまは不思議な過程で、面白く、横目で思わず観察してしまうのですが、やっぱり、人の目のあるところで、露骨にメイクをするっていうのはどうなんでしょうね。よく、「自分の知り合い」以外は、自分にとっては「外」の世界で、関係ないから、「なんとも思わない」という話をきくけれど、よくわかりません。すくなくとも、見ているほうにとっては、気恥ずかしいですね。
お化粧についてもうちょっといえば、「女性は公式の場にでるときにはお化粧をするべき」みたいな常識?がありますよね。それって、素顔をさらすのは「醜い」っていう意味なんでしょうかね。男の人は素顔でも問題ないのに、どうして女の人はだめなんでしょうか。もちろん、自分がきれいにみてほしいからメイクするのを否定はしませんが、強要されるのは、おかしい気がする。
化粧に励むレディをみながらそんなことを考えながら、ふと目をあげたら目の前に、若いペアがいて、それはそれでいいのだけれど、やたらに仲良くしていて、これも見ていて落ち着きませんでした。じゃあ、見なけりゃいいやんって、そういわれても、公衆の場で、しかも目の前にいる以上、見たくなくても目に入ります。かえって、迷惑です。見たくもないのに。公共の場にいるときは、恋人同士でも、それなりに普通にしていてほしいなあというのが、シャイな私の感覚です。
そう思いながら、なんだかとなりが騒がしいので、ふと目を向けると、子どもが座席の上で飛び跳ねたり、降りてから、こんどはつり革に飛びついたり、あれやこれやで元気にはしゃいでいます。電車がうれしいのはいいけれど、マナーというものがあるでしょう。そして、「子どもだからいい」のではなくて、子どもだからこそ、しっかり公共の感覚を身につけてほしいと思いました。ちなみに、お母様は、にこにこされて、そのお子さんをみておられました。私は思わず、にらんでしまいましたが。
なんだか今日は、愚痴っぽくなってしまいました。
でも、せっかくの快適な電車の中の時間が、だいなしになったことだけは間違いありません。明日はもっと楽しいわだいをかんがえなあかんな。