おひさしぶりです。
親族が亡くなり
しばらく九州へ帰っていました。
慌ただしい日々を
おくっていましたら
もう年末なのですね (汗)
日々がすぎるのが
早いです。
九州では
コロナ禍なので 親戚以外には会えず
会食もナシ・・・の中
お葬式をいたしました。
いままでだと
お葬式は わたし個人は
おもに参加する側でした。
そのため 儀式的なことは
よくわかってませんでした。
でも 今回は
ポジション的には
喪主側でした。
喪主とともに
家の伝統仏教にならった
普通のお葬式をしたのですが
初七日って??
49日って??
法要って???
お仏前と ご霊前ってちがうの??
????
知っているようで
知らないことばかりでした。
いろいろ調べたり 周りの人に
教えてもらったりして
なんとか バタバタと
こなしていきました^^"
そして いろいろな行事を
おこなっていく中で フと
日本の伝統仏教のお葬式って
「チベット死者の書」と
リンクしているところも多いのだな〜。
とゆうことに気づきました。
同じ仏教だから
と言われれば そうなのですが
昔 本で読んだ
「チベット死者の書」の世界が
今 自分の親族のお葬式の儀式と
つながってる。
とゆうのは 不思議な感じでした。
「チベット死者の書」
とゆうのは
チベット仏教の経典です。
もともとはチベットのお坊さまが
なくなる人の耳元で読んであげるものです。
経典には
死んだら こ〜ゆ〜ことがありますよ。
だから こんなことに気をつけてください。
そうすると輪廻(りんね)しないで
解脱(げだつ)できますよ。
とゆう死後の世界の
道案内のような内容が書いてあります。
経典だから
昔のいい伝えのような感じ??
と あなどることなかれ。
この内容はなかなかリアルです。
死ぬ時はカラダと心がこうなります。
そして死んで1日目は
こ〜ゆ〜ことがおこります。
そのときの心のありかたは
こ〜なりますが
こ〜ゆ〜ことに
注意してください。
二日目にはこ〜ゆ〜ことがあります。
そのときは こ〜ゆ〜ことに気をつけてください。
そうしたら解脱(げだつ)できますよ。
...とゆう仔細な内容が四十九日まで
続くのでした。
そして その中に
死者は7日ごとに死の瞬間を追体験して
解脱のチャンスがおとづれる。
とゆうことが書いてあります。
あ、そっか〜。
それが初七日や七日ごとの
法要のいわれなのかも。
と思いました。
そして 死者の書によると
49日には
亡くなった人は
たいてい解脱(げだつ)しているか
生まれ変わって輪廻(りんね=転生)している。
とゆうことが 書いてあります。
だから 「チベット死者の書」を読むと
7日ごとに死者は
死んだ瞬間を追体験するので
その応援(?)で法要するのね。
ほとんどの人は
49日までに生まれかわるから
49日の法要があるのね。
しばらくは あちらの世界では
お供えものや お香しか
食べられない時期がつづくから
お供えするのね。
亡くなって7日たつと
観音さまなど
優しい系だけではなく
不動明王さまとか
怖い系の神仏にも
会うから
生きてるうちに馴染んでたほうがいいのね。
など
お葬式の一連の儀式が
ふむふむと 納得できるのでした。
1000年以上前の
遠い国の経典に書いてあることが
今現在の親族の
お葬式の儀式とリンクしている。
とゆうのは 不思議なかんじです。
昔のチベットの平均寿命は35才。
寿命がとても短いです。
高地の生活では人は短命になります。
死が身近なので
それについての考察も
深かったのかもしれません。
地理的にインドにも近いので
何世紀にもわたるヨギや瞑想者
臨死体験者などの
体験も凝縮されているようです。
また ヨギが多かったせいか
エネルギー関連の情報も
チラチラ書いてあります。
たとえば
お釈迦さまが
右側を下にして寝ている仏像などを
ごらんになったことはないでしょうか?
お釈迦さまが亡くなる前=入滅(にゅうめつ)
するときの涅槃(ねはん)の図や
彫像などです。
「チベット死者の書」によると
それは
亡くなる時に気=プラーナが
両脇に散らないで
中央を走り 頭頂の第七チャクラから
抜けるのを助けるため。
とあります。
第七チャクラから
プラーナがでると
解脱ができると
いわれています。
だから 人は亡くなる前は
右向きに寝る といいそうです。
そうゆう
エネルギー的なものが
書いてあるのも
興味深いです。
ちなみに死者の書にある
死後世界は
極善の人と 極悪の人には
ないそうです。
極善の人はただちに
解脱してしまい
極悪の人は
ただちに地獄行きだそうです。
地獄とゆうのも
本人の意識がつくりだす
幻影だそうですが...。
どちらでもない
普通の人は
死後の世界で
解脱のチャンスを
与えられます。
でも そのチャンスに
気づかないと
生まれ変わってしまうそうです。
興味深いです。