先日の万博は、人の多さが初詣の参道のようで、どこも大行列。
どこかに並ぶ気もならず、予約もなかったので「まだ行ったことのない未知の場所を歩いてみよう」と思い立ちました。
大屋根リングの柱で記念撮影
まず向かったのは大屋根リング。柱には番号が振ってあって、南西側が01番から始まり、ぐるっと時計回りに回って南東側が78番。
SNSで「自分の年齢の柱番号の前で写真を撮ると記念になる」というのを見かけ、私も挑戦。これがなかなか楽しかったです。
開幕当初は柱番号を気にしたことがなかったのですが、方向感覚をつかむのにとても便利ですね。例えば北側、アゼルバイジャン館あたりが40番。これを覚えると、自分が東にいるのか西にいるのかの目安になって重宝しています。
コモンズAの西側の案内所
次に足をのばしたのが「コモンズAの西側」。小山がポコポコと並ぶような場所で、子どもたちが駆け上ったり滑ったりして遊んでいます。ただ斜面がけっこう急で、親としてはちょっとハラハラ。
ここ、今まで立ち入ったことがなくて私には“謎空間”だったのですが、奥のほうに祈祷所があり、さらに進むと案内所も。給水器も置いてあって、しかも空いていて涼しい!
「会場のど真ん中なのに、こんな静かな場所があったなんて…」と驚きました。
こちらの何かの機械が置いてある場所は、いまだ謎施設です。隣の螺旋階段がある施設は警察官の詰め所と聞いたのですが…。
西の果ての“サウナ”へ
次に行ったのは、西の果てにあるサウナ。
私はサウナ好きというわけではないので、サウナの予約に挑戦したことは一度もありませんが、「どんな場所なのか一度は見ておきたい」、「スタンプだけ押しておきたい」と思って訪ねてみました。
実際に行ってみると、遠くて、裏側のほうにあって、ちょっとした冒険気分。壁に有名人のサインなんかもあって見ていると面白かったです。
万博の広さを改めて感じさせてくれるスポットでした。
null2の終わりの歌
この日はドローンショーの終わりまで残って、null2の「さようならホモサピエンス」を聞いてから帰りました。いつもは20時台に帰ってしまうので、一度くらいは聞いておきたいと思っていたんです。帰りはかなり混雑していてちょっと大変でしたが、生で聞けてよかったと思います。
今は“駆け込み万博”で初めての方が多いので、パビリオンはその方たちにお任せして、行列を避けつつ、まだ知らない場所を探して歩くのも楽しいなと思いました。
このほか、私にとっての“謎空間”といえば大屋根リング上の芝生エリア。ここにはまだ腰を下ろしたことがないので、近々のんびり座ってみるつもりです。
